こんなディスカウンターはいかが?(2) 戻る→

こんなディスカウントブローカーはいかがの第2弾(笑)。

今、オンラインブローカーのサービス競争の中で、いかにザラバ中の価格の変動を早く表示できるか、いかに注文執行を早くするかというサービス面での競争となっています。
確かに、掲示板等をみても、ユーザー自身も「A社のストリーミングの方が、B社のものより若干早いようだ」とか、「A社よりもB社の方が注文執行が早い」といった書き込みを見かけますので、実際にユーザーのニーズもあると思います。

じゃあ、この部分をばっさりと放棄したオンライントレードはできないだろうかというのが今回の発想です。
ザラバの株価表示の速さや、注文執行の早さを追求するために多大な開発コストをかけなければいけないのなら、いっそ、「ザラバの注文は受け付けない」と割り切って商売する証券会社があっても面白いなあと思います。その代わり、手数料は激安価格、200円とか300円とかいった金額、できれば100円なら言うことないんだけど・・・。この手数料で利益水準とするのは難しいだろうなあ)での提供と言うのはどうでしょうか。

名づけて、「ナイト・ブローカー」

  • ザラバ中の注文執行を放棄することによって、システム開発費は大幅にダウン
  • 深夜貯まった注文データをバックオフィスまたは、取引所に流すだけ。
  • ザラバ中に約定がついても、ブラウザでは確認できない。
  • 約定連絡がつけはEメールアドレスと、携帯のメールアドレスに連絡。
  • 引け後のバッチ処理で、ようやくブラウザで残高が確認できるというシステム。
  • 基本的に15:20、つまり大引け終了後20分(この20分というのがミソ)から、翌日の注文受付を開始し、翌日朝の寄り付き直前までが実質的な営業時間。
  • 手数料はなんとなんと破格の一律100円
  • 1取引当たりの取引上限は300万円まで、1売買単位が300万円を上回る場合は1売買単位まで可。
  • 取扱商品は、現物株式と信用取引、そしてMRFのみ。
  • ザラバ中の注文は不可
  • ザラバ中の取消しは有料で可
  • 当然ザラバ中の訂正再注文は不可
  • 月次報告書・証券総合口座は必須。もちろん完全前受。
  • 売買報告書関係は全て電子配信
  • コールセンターはコスト的に見合わないから当然のことながらなし。
  • ザラバ中の取引を行わないから、買付余力審査等に使用する株価データは20分ディレイを使用(引け後20分たてば、リアルタイム株価も20分ディレイ株価もイコールになるのです)。つまり、取引所に支払うリアルタイム情報料がいらなくなるわけですね。
  • 株価情報やニュースなどはコストがかかるから提供しない。
  • 株価情報やニュースを見たい場合などは、他社の無料サービスを利用してねってのが基本スタンス。
    まあ、スペックはこんなところ。
ザラバ中にデータのやり取りする必要がないため、費用のかかるバックオフィスとのつなぎこみや、東証とのつなぎこみが必要ないし、プログラム開発費は大幅に縮小可能です。極端なはなし、もう少し機能を絞り込めば、2、3日でちょこちょこっと作ってしまうことも可能ではないかと思いますが・・・。

これなら、話題性もあるでしょう。顧客獲得は・・・。うーんちょっと不透明な部分が多いかなあ。でも手数料100円ならそれなりに顧客も獲得できそうです。
先着1社様限定の超斬新なアイデアです(笑)。
このスペックでコスト的に実現可能なのは東証会員権を持っている老舗の小さな証券会社に絞られちゃうけど、生き残りを掛けて、このアイデア実現してみません?
2001/12
(伏竜)