前のページで、土曜日も営業=3社、土日祝日も営業=8社というのが2001年12月現在のコールセンターの状況と書きました。
しかし、一般的には、いまいちコールセンターの営業時間について認知されていないように感じます。その原因のひとつとして、いまいち企業側のアピールが足りないように思います。企業側では、「新聞広告、雑誌広告、バナーなどでちゃんとアピールしているよ」といわれるのでしょうが、実際、ユーザーには「うちはこんなに長い時間コールセンターを開けています。サポート体制は万全です。」というメッセージが伝わってこないのです。
また、ユーザーがコールセンター(サポートセンター)に、電話を掛けるのは、どちらかといえばトラブルが発生している時であって、何も問題ない時は電話を掛けないですから。実際、トラブルに見舞われてみないと、ユーザーもコールセンターの営業時間に興味がないというのもひとつの原因といえます。
そこで、土日深夜のコールセンターをアピールするアイデアをひとつ。ただし、他社より長い営業時間帯のコールセンターを持つ会社限定です。24時間365日対応のコールセンターが理想的ですが・・・。
コールセンターへ電話を掛けるのは、注文発注する時か、何かトラブルが発生した時です。つまり、なにも用事がなければ、コールセンターに電話を掛けることはないですね。
用事がなければ電話を掛けないのであれば、電話を掛けるための用事を準備すればいいわけです。つまり、コールセンターを利用したユーザー参加のイベント(催し物)をしたらどうでしょうかということです。当然、他社のコールセンターの営業していない時間にあわせて行います。
今時期的に一番いいのはお正月、それも1月1日が狙い目です。たいていどこの証券会社のコールセンターも正月休みで営業していません。深夜だったらなおさらです。しかし、24時間365日営業のコールセンターであれば当然のことながらこの日も営業しています。
名づけて『NEW YEAR CALLキャンペーン』
1月1日の0:00からXX:00の間にコールセンターに電話をかけてもらえれば、何らかのインセンティブをつけるわけです。
たとえば、新規口座開設の申し込みの電話は当然のことながら、既存顧客からの電話(問い合わせでも、注文でもOK、極端な話「ハッピーニューイヤー」の一言でもOK。何らかの合言葉を準備するという手もあります)に関しても、その顧客の手数料を何ヶ月間か割り引いたり、無料にしたりするわけです。何かプレゼントでもいいですね。
とにかく、「当社のコールセンターは、こんな日のこんな時間にも開いていますよ」と言うのをアピールするわけです。当然、マスコミも告知します。予算があれば、TVCMや、新聞広告、週刊の経済誌などにタイミングよく広告を入れればバッチリです。このアイデアをベースとして、他にもいろいろコールセンターをアピールするアイデアが考えられそうです。
まずは、ユーザーに「こんな時間帯でもコールセンターやってるんだ」と認識してもらうこと。そして、実際にその時間帯に電話を掛けてもらう(行動してもらう)こと。これが、重要なのではないでしょうか。
何もイベントを企画しなければ、1月1日の0時にコールセンターに注文を入れる人なんてほとんどいないはずです。てことはコールセンターを開けててもそれほど電話はなかなかかかってこないということです。どうせ、コールセンター要員に人間を配置しなければいけないのなら、そのマンパワーを有効に使いたいじゃありませんか。黙って電話がかかってくるまで待っているより、こんな時こそ積極にいきましょう。
鳴なかぬなら鳴かせて見せようホトトギス。乱世には、信長的考え方がぴったりきます。
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