| N |
NASDAQ安もあって寄りから投げが広がってそこら中売り気配からスタートし続落、日経平均は一時444円安の15394円まで。尤もこれまで売り込まれてきた野村・大和など証券株やNECは確りした展開から始まり、東芝・太陽誘電・京セラ・東エレク・みずほ3行なども安寄り後やんわり切り返しとなったことで、次第に売り一巡・売り飽き感も台頭。先物が次第に強張り、後場からプラス圏へ突入、日立・三菱電・富士通・ロームなども上げ幅を拡大、ソフトバンクも大量の売り気配で始まりS安を覗くも後場から前日比変わらずまで浮上。 「一気の日経平均15500円割れにはさすがに抵抗感、売り込まれ株(証券株・主力電機・値嵩ハイテク)からリターンリバーサル」となってヤレヤレ、マーケットには「最悪期は脱したか?」と安堵が広がった。大引けには月末のドレッシングもあった模様。東証1部値上り値下がりは294対1011。 「今晩のNASDAQを見てから」と買いが入りにくい地合でもムードメーカーの先駆株が一勝負ついたことで、ある面相場の自律性への信認も回復されたか。この先はその他の銘柄も順次売り一巡から底値固めと進めるかどうか。「久世辞任」「瑕疵担保変更せず」「4-6月GDP見て補正予算」・・・少しずつ霧は晴れては来ているが、金融再生・不良債権問題・ゼネコンへの懸念は消えない。それさえ和らげば再び業績から割安云々で物色される平常へ戻れる。8月相場の鍵はその辺だろう。スギ薬局1→2株分割へ。オプティカル人気の精工技研(公募18000円初値35000円)華々しくデビュー。
懸念していた「2年前に逆戻り」が現実のものとなってきました。長銀・日債銀の国有化が98年秋冬、それぞれリップルウッドとソフトバンク連合への譲渡となったものの「瑕疵担保特約条項」をめぐり再び紛糾、振り出しに戻ってしまった風、正に金融再生策に齟齬をきたした感じ。そごうは都銀各行とも引当済みで格付けに変更なしということだが、この先倒産が続出した場合に耐え切れるのかどうか?引当原資は結局株式含み益のキャッシュ化しかないのでは?そうマーケットは先読みして下げて来た。3月末の高株価で評価替えしたのにこれだけ下がっては9月中間期以降の時価評価導入に耐え切れるのか?まで心配している。マーケットが不良債権問題や景気押し上げへの政策を催促する中で始まった臨時国会、漏れ聞えて来るのは「久世再生委員長への利益供与」「若築献金3閣僚」・・・これじゃああきません。 アマゾンが債務超過・ノキアがウォーニングとNASDAQも業績不安から下振れでこっちの首吊りの足を引っ張る形、これじゃあ戦えません。ネットバブルは既に崩壊、その上チップにもワイヤレスにもケチを付けられては・・・。果敢に買い向かうリバウンド狙いの目先勢も敗走に次ぐ敗走で疲弊、公的のPKOも孤立。値嵩というだけで売り込まれてしまうのは大体下げの最終局面ですが、それに近付いては来ています。東証1部値上り値下がり353対912。ソフトバンク連動・サブマーケットの悲哀そのままの店頭平均は13連敗。 98年8月以来最大の正念場です。再び重石となる不良債権問題でも正確には改善してるはずですし、景気・企業業績ともあの頃とは比べ物にならないくらい改善しています。景気がここから再下降するのでなければ絶好の買い場が迫っていると言えましょう。買えない元凶金融・政治の無責任、迫り来る大型倒産?、外人逃避・銀行の売り、不穏なNASDAQと弱気の材料は山積。ネット株でやってたチキンレースが下向きで始まったのなら、買いがたまって引っくり返ったように売りもたまって引っくり返るのが道理。そごうショックは再度「危機感を持っているか、油断はないか」を問い、結局「日本が買えるのか?」問い直しています。 98年の夏はメタメタでした。7月小渕内閣発足、9月GDP成長率戦後初の3四半期連続マイナスと長銀国有化、10月銀行株へのヘッジファンド売り浴びせとドコモ上場、12月日債銀国有化へと続きました。メタメタの中から秋冬へ炸裂したのは小型高成長株で、新規公開ものなど新進気鋭のベンチャー達(ドンキホーテ・ゴールドクレ・ヤフー・ファンケル・エイベックス・エニックス・オービック・Fsas・角川・光通信・ソフトバンク)などが活躍、ネット相場のスタート時期でもありました。今日公開のNECソフトが公募7500円初値7600円終値8600円S高、二日目のアライドテレも一時S高までと共に「需給の良い」IT株。信用残の重い値嵩ITが売り込まれていますが、やり直し相場の曙光もあるにはあり、「ピンチの後にチャンス」と言えるでしょう。 それにしても難問なのはNASDAQがバリュエーションからの微調整に収まれば良いが、チップ(半導体)・ワイヤレス(ケータイ)・オプティカル(ブロードバンド)までバブルとされては立つ瀬がないということ。ビルゲイツをして「我々は18ヶ月遅れている」と言わしめ、AOLが提携を望んだiモードを含むケータイはPDA機能を取り込んでもっと進化する訳で、我国一番の戦略商品であり相場の柱としてもっと頑張ってもらわねば。もう一翼はデジタル家電でしょうか。 昨年来の株式・投信・ネット株式取引ブーム後初めての大幅調整。「1億つくる」だの「100倍にする」だの投資を安易に考え過ぎてた向きには相当の試練だろう。あのボロ儲けとこの大ヤラレは投資の両刃の剣、意識するしないによらずリスクを取るという事はそういうこと、誰も成果を約束してくれないから儲けを正当化出来る。このたった半月の急転直下、訳の分からないうちにヤラレてしまった初心者も多いだろう(最もタフに戦ったベテランディーラーでもズタズタになってます)。最後の投げから底打ち急反発、急押しジンワリ修復へ・・・劇的に変わるポイントはどこか?総弱気に呑まれてしまった中から「中長期で拾い場ちゃうの?」正気を取り戻すのはいつか?見極めへ。
昨日出て来た押し目買いムードも米国ハイテク株安でガックン腰折れ、再び「降りなきゃ」ムードで先物から先行して大幅安、現物株も幅広く売られる。月火水とPKOやらで半値引け程度に戻せたが、今日は戻りも鈍く深刻。TOPIXは年初来安値、日経平均も16000円の攻防。否定しようがない買い手不在、明日明後日あたり投げも加速し易くツッコミ警戒。明日の投信設定への期待も薄い。証券株の値下がりも強烈。東証1部値上り値下がり292対976。 この日公開2社は大成功。アライドテレ(公募7300円初値7670円終値8670円S高)デジアド(公募1100円初値2000円終値2295円)。共に所謂ITベンチャーで前者は通信機器、後者はソフト&コンテンツプロバイダ、PERン百倍とかではない割安感と成長性及び事業の分かり易さが人気化か。「やっぱりIT株がやりたいんや」との確認にはなった。タイミングが悪く不遇をかこつ大塚商会も徐々に見直されるか。 ルイヴィトンジャパンの上半期売上は27%増と高伸、通期で1000億円突破の見通しで過去最高とか。売れない売れない悲鳴の中で、圧倒的なブランド力を誇る超高級品が売れまくっているの図。要は「どこを見るか」。人もそう、社会もそう、明部もあれば暗部もある。今の相場は暗部に気を取られ過ぎ、個別の明部を評価出来ない。この振り子はいずれは戻る。何をきっかけにムードが変わるのか、次の攻め口は何なのか、慌てず騒がず確り見極めといきましょう。
昨日一昨日同様に「投げから下落も30分で底打ち、ジンワリ戻す」という展開。公的がPKOでズイブン買ったのではという観測もチラホラ。「日経平均16500、TOPIX1500防衛」は良いのですが、維持出来てる間に追随買いを呼び込むような材料がないとなかなか。景気や銀行に対する懸念の続く間は本腰入れて買えないというのが市場の太宗でしょうか。瑕疵担保条項抜きではソフトバンク連合も引くでしょうし、日債銀も宙ぶらりん。また、無意味な一悶着・危険な里帰りでしょうか。国有化のままでも結局国民負担なのに・・・(朝三暮四じゃあまるで猿)。 外資系の売りは続いてますが、追証の投げ・見切り売り(ディーラーのロスカットも含む)・狼狽売りも概ね峠を越した感があってだんだん落ち着いて来ました。NECや富士通もやっと反発、「AOLと提携」報道のドコモ効果で値嵩IT株にリバウンド拾いも流入。商いは今一つなんで大反発には至りませんが、全般押し目買いムードも出て来て、ズルズル一方的に下がる悲壮感は薄れています。但し、やはりIPOラッシュによる荷もたれ感は心配した通りで「ローソンで大損」(公募7200円初値6000円終値5520円)「不まんだらけ」(公募125万円が93万売り気配)状態。 銀行の保有株売りや持ち合い解消売りを避けるなら新興企業や小型株の買いという選択肢もあるのです。上方修正を受けて住友ゴムやエルナーがS高してますが、落ち着けば「業績面から割安」がやはり個別の突破口になります。大所でも京セラの今期連結PERは35倍かそこらですし、来期ベースでも東芝・キヤノン・リコー・太陽誘電・ミツミ・任天堂などは30倍前後、割高とは思えません。スクウェアが東証1部上場へ。
寄り前の外資系証券の大幅売り長(外人売り?銀行売り?)に肝を冷やして連日の投げ見切売りから。NASDAQの4000ポイント割れもアゲンスト。但し始まって30分くらいで日経平均は16341円(▲206)から切り返し、徐々に持ち直す。NEC・富士通・キャノンなど主力ハイテク株には引き続き売られ安いままのものも多かったのだが、不思議なくらい先物は堅調で昨日同様PKO的臭いも。それでも投げを概ね呑み込んでプラスは立派。 悪目を出した富山化・雪印が高く、中低位相場を牽引した三菱電・東芝・三洋電もやっと反発、大トリの古河電も高い。京セラ・TDK・信越といった値嵩ハイテクの一角と武田・藤沢など薬品株、トヨタ・本田などが確り。東証1部値上り値下がりは646対612。 円が109円半ばまで売られた。「だったら輸出株が買いじゃん」と単純なものではなく、その背景は「日本の景気に対する先行き悲観」と「中尾元建設相の次は亀井氏?」政治スキャンダル。インドネシアなど東南アジア通貨が売られ不穏、「日本売り」に繋がらなければ良いが。銀行の不良債権問題や景気の先行きと政策への説明責任、株の軟調はこの辺りを催促しているのかも。
今日は寄りから投げが嵩んで大幅安。ザラバ441円安の16370円まであって下げ渋り、さすがに下げピッチが速過ぎるとみたのか、後場「日経平均16500死守、TOPIX1500死守」の防衛買い的商いも。東証1部値上り値下がりは235対1089でほぼ全面安。 一日中「なんでこんなに安いんや?」って聞かれていたような気が・・・。市場内要因としては(1)物色の一巡感(値嵩から低位まで)(2)投信の荷もたれ感(ITファンドからバリューファンドまで)(3)外人売り基調継続(景気回復の鈍さに失望)という要因は既に意識されていたことながら、やはりそごうショックに端を発した(4)銀行の保有株売り(持ち合い解消・益出しの前倒し)への懸念がトリガーを引いた格好で、「頂門の一針」とは正にこのこと。一方外部要因としては3つの不安があり(1)政局(野中辞任?サミット後も森で行くの?)(2)経済政策(底離れした景気を安定巡航軌道に乗せられるの?)(3)地震の頻発(もしや東京に直下型?)。何よりバブル崩壊後「失政」により景気回復の芽を悉く潰して来た実績があるだけに、ゼロ金利解除・財政再建と聞けば「また潰す気かよ」となりがちなのは致し方のないところ、市場を説得する形での経済運営が欠かせない(もっと言えば市場を味方につけるべし)。ご油断めさるな堺屋どの。 足下のファンダメンタルズ改善には逆行安の相場、先行き悪化懸念さへ払拭できれば再び上げに回帰出来るはず。バリュエーションからも魅力的な水準と言える値嵩IT株の期日明けを睨みながら次の相場の芽を探る時。IPOラッシュで買い切れず大型ルーキーでも低迷を余儀なくされようが、そんな中から独走株が出て来るのもいつものこと。CISが1→2株、サイゼリヤ1→1.3株分割へ。
NASDAQの反動高を好感しハイテクなど買い先行で始まるもそこまで。戻り待ちの売りが嵩んで後場からは一転一本調子の下げに。市場の一部では「早くも夏枯れ相場か?」の声も(例年旧盆前後は市場参加者が次々夏休み入りする為閑散、夏の甲子園を見ながらの相場になる)。わずかに覇気を見せるのは大量のカラ売りを呑み込んだ取組妙味株で、古河電などオプティカル関連中心。この日は東京エレクが過去最大の受注残と報じられるも行って来いに。京セラ・キヤノンなどを含めてこの辺が相場をリードしないと安心買い出来る地合になりそうもない。買い手不在、手掛かり難は継続。東証1部値上り値下がりは416対850。来週は投信設定期待もあるにはあるが、それよりローソンなどIPOラッシュでこの夏一番のヤマ場、夏バテ相場にはかなりキツい。そごう倒産の穴埋め原資確保?に巨額の益出しに動いた都銀もあったようで、先週の主体者別売買動向は都銀が4263億円もの大幅売り越しに。 98年秋の不景気の只中から日本再生相場は「期待」で上げて来た。初めは新規公開ものなど新興ベンチャー達を、次にネット株とIT革命を主導する一握りの優良IT株を買った(二極化相場)。そして景気底離れが徐々に明らかになって来てリストラとIT革命で浮上するオールドエコノミーのバリュー投資まで。この間わずか2年足らずだが、売られ過ぎも買われ過ぎも修正され、概ね底上げが達せられたのではなかろうか。ゼロ金利と追加経済対策バンバンの非常時対応からようやく抜け出しかかり自律回復が望めるかというところへ「そごうショック」の形で不良債権問題再燃の冷水。但しこれは気分ほどには実態に響かない織り込み済みの事象で、底上げ一巡から休みたい相場の口実に過ぎず「不安」にちょっと足を取られたくらいであろう。政策面から望まれるのは「財政再建の為の増税」ではなく「減税、小さな政府と歳出カット、規制緩和とIT投資誘因策」、景気回復へのきちんとした道筋を示せねば外人勢の失望売りは止まらない。 不安はもともと伝染しやすく広がった不穏は人知れず人間の行動をディフェンシブにさせる。薬品メーカーへの薬物混入脅迫、食品メーカーの相次ぐ製品回収、保険金殺人、若年層の凶行事件、政界の大立者竹下氏の死去と暴かれる黒い人脈・・・何だか妙な風に人間が衝き動かされてるなあと思うところへそごうの倒産と頻発する地震。「IT革命で新たな未来を!」というより「安全安寧の基盤が揺るがされつつある」危機感の方が強い気がします。そこはかとない不安によりイラ立つ人心、これはまことにやっかいです。誰かの非をあげつらい村八分にして溜飲を下げるか、より不幸な人を見て「自分の方がマシだ」で平衡を取り戻すか・・・誰にでもある人の心の暗部なのでしょうが、ありのままに見せられる社会はとてもまともではありません。相場もそんな気分と無縁のものでのなさそうです。
マーケットの不安は「想定外の倒産に備え銀行が株式売却キャッシュ化へ動く」のではという点にある。「そごうだってゼネコンだってえこ贔屓をせんと潰してしまえ」的感情論に走る世論が債権放棄による苦境企業再建の猶予を与えない方向へ傾いている。「先送りは不良債権を増大させただけ」「存立は経済合理性に従い、市場原理で淘汰すべし」素人発想の原理主義が嘴を挟めば、粛々と体力に応じて処理を進めて来た不良債権処理に頓挫をきたしかねない。政治も銀行も「えこ贔屓ではない」説明責任を果たせば済むことで、公(パブリック)の見地からの最大多数の最大幸福をこそ優先すべき。メディアが「高失業、倒産増、生活苦」を書き立て、守られるものへの嫉妬怨嗟が募り、不満がバッシングへ駆り立てる。雪印への過剰反応を見るにつけ無寛容社会を垣間見、社会の分裂・崩壊・総孤立を思わせる。慎み深く礼儀正しかった日本人がどうしてこう「公」のことを大切にしなくなったのか?経済再生は「行けるものから行ってくれ、行って後続を引っ張ってくれ」が暗黙の了解だったはず、どうしてこうやって足を引っ張り合うのだ?沈み行くタイタニックの船上で誰を救命ボートに乗せるべきかの大激論・・・平等では共倒れなのだ。 97年秋の三洋・拓銀・山一破綻の金融システム不安に金融安定化法、98年秋のヘッジファンドの銀行売りに金融再生法・長銀日債銀の国有化・大手行への公的資金注入でどうにか金融危機を凌いで来た。そしてみずほ・三井住友・東海三和など銀行の統合大再編、銀行の体力の回復を図りながら合わせて債権放棄をし、一般企業を蘇らせて経済を再生させる方向性で来た。これからもそうだろう。ガタが来た銀行とそれに過度に依存する経済としてはこうするより他ない。「あなたの銀行は大丈夫か?」と煽ったようなマスコミが無責任に巧妙に世論を誘導し変なブームやコンセンサスを作り出したりするのには警戒した方がいい。相場は無防備に空気に振らされるが。 朝方から売りが嵩んで242円安まで売られたところで切り返し(カラ売りが作る相場?)。直近下げのキツかったみずほ3社や三菱電・シャープなどが反発。些か光明と言えるのが中低位の一巡感と共に値嵩IT株への見直しとも取れる動きが出て来たこと。好業績が伝わったオラクル・京セラ・キヤノンなどが買われた他、ファーストリテイ・パラベッド・松下通信が高い。全般は不安心理の増幅と共に厭戦気分、下振れ警戒の中足元固めがせいぜいか。東証1部値上り値下がり582対682。
そごうのお蔭でゼロ金利維持。但し、そごうのお蔭で瑕疵担保特約マジック(預金保険機構の当該債権放棄)による苦境企業の再建策にはほとんど齟齬をきたしたと見られることで倒産不安が増大。「そごうを救おうとしたのも結局銀行救済じゃないか」では下手すりゃ97年秋の金融システム不安へ逆戻りしかねない。銀行の信用創造を知らずして「銀行の金庫には金がない」と煽る愚も、存続をマーケットに委ねる冒険も、政治の優柔不断も繰り返してはならない。日銀特融・公的資金投入の危機感を思い起こさねば。「6年前から債務超過だった」そごうのどこをどう再建してきたのか?ただただ延命させてきただけの死に体ゼネコン・ノンバンク・流通にどう決着をつけるのか?である。この日「西洋環境開発、特別清算申し立て、負債総額4200億円」。 ゼロ金利維持も昨日織り込み済みで手掛かり難の中、この半年相場をリードしてきた中低位主力ハイテク(三洋電・三菱電・東芝・NEC・キャノン)に利益確定の動き、直近踏み上げ相場を現出してきた電線株などオプティカルにも利食い先行となって牽引役を失った相場は迷走。外人勢は「クリントンも来ない?」日本経済の再生の鈍さに資金を引上げ気味、国内個人もIPOラッシュで資金枯渇?買い手不在が歴然。昼休みの立会外で500億円の売りキメ、「そごうの次」などマーケットにはそこはかとない不安が覆って気味の悪い下げ、後場から一段安。先週水曜のそごう民事再生法申請前も正体不明の下げだったことから、「何か出るんやないか?」と疑心暗鬼も。日経平均は6/26以来の17000円割れ。東証1部値上り値下がりは221対1110。 昭和シェルの上方修正や原油高で石油株が高かった他はメタメタ、個別で低PBRの日立精機・日平トヤマ・岩谷産・きんでんが買われた。大幅上方修正の京セラも行って来いでは正に手詰まり。物色を如何に立て直せるかが焦点。またぞろ持ち合い解消売りが話題に。 新規公開は6月16社、7月19社、8月前半までで11社。市場間競争でやや過剰になっています。取分け7月は大型公開も多く、大塚商会(公募売出しで315億円)ローソン(同2635億円)NECソフト(同420億円)などトータル4000億円近くをプライマリーで吸い上げられますので、セカンダリーまで手が回らない。公開後の推移が思わしくないのは資金足らずということです。こういう時は公開後の低迷をゆっくり狙うのも手です。
朝から「ゼロ金利維持」と踏んでの先物買いが先行、ショートカバーと裁定買いを次々呼び込んで前場17476円(△334円)までの意外高。「リバウンドは分かるが戻りが速過ぎる」としてリキの入った追随買いは見られず、後場からはダレる。日銀から「そごうの影響を見極める為、ゼロ金利維持」と出たのは夕方。はてまあ、せっかちな。 電線株がフィーバー、板硝子・住大セメ・コマツ・TOTOなどオプティカルが狂い咲き。光ネットワークへの期待や米4強(シスコ・ルーセント・ノーテル・JDSU)が華々しくM&Aを繰り広げているのは分かるが・・・それにしても。半導体関連では特陶・東芝・富士通・NEC・信越・荏原などが高い。NASDAQのハイテクラリーに勇気付けられて値嵩IT株にも買いが先行、村田・京セラ・ソニー・ソフトバンク辺りも続伸。信用買い残の重みでのたうち回っていただけの段階からは些か進んで来たか(勿論一筋縄では行かなかろうが)。中低位の底上げも進んでPERでは値嵩の方が割安だったりもするし。 大蔵が「NTT株第6次放出、主幹事選定開始へ」とアナウンス、やっぱりですか。外圧にもなってる接続料云々の決着をつけてからじゃないですか?それにしても「ハムからO157(検査ミス)」、偽たばこ、「牛乳からエンテロトキシン」、「パンにカビ」、「ドリンクに異常」・・・そんなの売り買いのネタにしたくないですよね。今、ちょっと過敏になり過ぎてここぞとばかりに叩きのめすパージが次々伝染・・・危険な気がします。クレーマー事件などで見られる「俺はお客様だぞ」の傲慢、あなたはそれほど完璧な勤労者なのですか? |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||