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00/9/13(水) オリンピック目前
日経平均 16190 +150 5.59億株
店頭平均 1644 -10 977万株

NASDAQは3日続落、外人売り基調にもかかわらずテクニカルリバンウンドから。確り始まり「昨日の16000円割れが目先の底では?」との見方も広がったか。ドコモの騰勢持続に加え、東芝・日立・パイオニア・ローム・京セラなどの反発に安堵。益出しクロス不可で仕方なしに売った分は実質下期入りの25日までに買い戻されるのでは?なんて話も。決算対策も終盤で峠を越えたかどうかは判然としないが、「需給悪が崩し、好業績が下値を支える」攻防も変化が出て来て徐々に正気に戻るのではとの期待もある。勿論、原油高・金利高・米国株動向など懸念は山積、そう一朝一夕にも行くまい。「もう、だめだぁ」で投げさされ、「買わなきゃ」で高値掴み、でその都度ヤラレたなんてこともありがちな局面。慎重に見て行く必要がある。東証1部値上り値下がり681対524。

m(__)m明日から来週一杯、諸般の事情により更新出来ません。オリンピック明けに再びお目に掛けます。


00/9/12(火) はたき込み
日経平均 16040 -90 4.95億株
店頭平均 1654 -19 803万株

NASDAQハイテクが続落、朝方の外資系動向も売り基調強まって「為す術無し」、日経平均は先物主導で16000円割れからズルズルと下値を試して15885円まで。後場から突っ込み警戒感も台頭しやや押し目買いも流入したが、インデックスだけ戻してもという印象は拭えず。反発に迫力が出て来ないのはハイテクセクターを素直に買えない故の物色難に尽きる。相次ぐ業績上方修正よりNASDAQ伝来の「チップ・ワイヤレス減速」の方を気にしている。(というか、ハナからネガティブだから勝負しないで済む意見を採用しているのだろう。)ここが引っくり返らないとどうにもならす、結局焦点はそこだろう。ドコモから広がらないと。それにしても内需バリュー株などで「つるべ落し」的に値を崩しているものも目立っています。買い手不在のまま持ち合い解消に為すがままの構図、ちょっと異様です。東証1部値上り値下がり420対833。


00/9/11(月) 益出しクロス不可
日経平均 16130 -370 5.40億株
店頭平均 1674 -26 906万株

先週末のリバウンドムードをいとも簡単に吹き飛ばしたのは、NASDAQのハイテク安もあったがそれ以上に土曜日経1面の「株の益出しクロス取引、損益計上を全面禁止」(日本公認会計士協会)。押し迫ったこの9月中間決算から適用とやら。そごうショック直後TOPIXを絡めて巨額の益出しクロスをやった大手都銀もあったが、あれはどうなるの?ええ、益出し出来んとなると売り切りが増えざるをえん?6営業日空ければOKなの?分からんから取り合えず売っとこうムードに傾斜。決算対策で需給悪の相場に頂門の一針の如く効きました。今週でようやく峠を越すと思ってたのに・・・こんなに切羽詰まって・・・。

お蔭で4-6月GDPなんて誰も見やしない。「やっぱり、良かったの」でおしまい。補正も小さ目となりそうで債券もヤレヤレ。相場は終日ジリ安、東証1部値上り値下がり254対1062と全面安。投げが嵩んで底を打つ、そんな自律性が頼みの綱か。外形標準課税不服で都銀など東京都を提訴?


00/9/8(金) やっとこさ
日経平均 16501 +201 9.07億株
店頭平均 1700 +8 1070万株

SQは若干ながら買い長となり無事通過。NASDAQ反発もあってIT関連に買い戻しの動き。昼間に伝わったムーディーズ日本国債格下げ「Aa1→Aa2」で売られる場面もあったが、呑みこんで引け高。ドコモ効果も効いて来たか。ヤレヤレ日経平均は9日ぶり反発。東証1部値上り値下がりが859対389ですからきちんとリバウンドした感じ。

引け後225の入れ替えが(上場廃止ものの代替&定例見直し)発表、3段階入れ替えとなります。9/22興銀・一勧・富士銀の代わりに浜銀・東洋信・新光証券、9/26KDDの代わりにアルプス、10/2鉄建・日証金の代わりにみずほF・セコム。市場で先回り買いの入ってたヤマト運・藤沢・日テレ・積ハウス・ソフトバンクなどは揃って落選、失望売り出そう。

SQ通過・225入れ替え発表で二つの懸念が去り、残るは「決算対策」。銀行等金融機関の持ち合い解消・利益確定売りが需給悪の根源ですが、それも来週一杯で峠越えでしょう。11日は4-6月GDP発表ですが、「ファンダメンタルズを映せない今が買い場」と見る向きが増えてくればかなり景色は変わってくるでしょう。カギはやはりチップ(半導体)・ワイヤレス(ケータイ&電子部品)セクターでしょうが、時折伝わってくるNASDAQからの先行き弱気見通しを克服し「趨勢増大に変わりなし」を優先出来ればベスト。急上げ急下げで振らされますが、丹念に押し目買い。


00/9/7(木) 8連敗
日経平均 16300 -99 5.44億株
店頭平均 1692 -3 930万株

SQ前日。先物ロールオーバーも一気に進んで来たことで過度の悲観は後退しつつあるが、高水準の裁定残のSQ解消が先送りされただけでもある。「今週末SQ、来週末決算対策峠越え、そして225入れ替え」懸念のカレンダーは続く。NASDAQは続落、半導体関連等軟調続き東京も流れ変わらず。日経平均は8連敗、明日下がって9連敗となると91年11/13-25以来となる。但し日経平均先物は引けにかけピン付いて続伸。TOPIXはドコモ・みずほ3行高く8日ぶり反発。東証1部値上り値下がりは506対738。市況高騰を映して石油株や海運株が高く、ソフト株も人気。225新規採用が噂されるヤマト運・藤沢・日テレ・積ハウスが高い。期末需給要因による「思考停止」のモメンタム弱気も峠が近いか。リターンリバーサルも意識したい。

4-6月法人企業統計は「前年同期比で売上△3.1%経常△40.2%設備投資△2.2%」、1‐3月の設備投資△3.3%に比べ伸び鈍化を嫌気って?モメンタムはそうだが2期連続プラスを評価しては?大事なのは趨勢として息切れしそうなのか拡大基調なのかだろう。企業収益は順調に改善。ファンダメンタルズを映せない投資マインドの迷走はそごう以降の「銀行が売って来る」「外人が買わない」。多分マーケットは気付きつつある「経済再生へ必要なのは自己責任によるチャレンジ」なのだと。ゼロ金利解除を受け入れたように大型補正の排除へ傾いて行くだろう。経済政策の要諦は呼び水となって需要を喚起することにあり、既得権益社のみ潤う官公需ではない。無駄なチャレンジをさせない為のグランドデザインと規制緩和・競争促進。尤もお上頼みへの郷愁もあり、迷いも感じられるが。「カローラがこんなに変われる時代だよ、どうする、あんた」だって。

米証券取引委員会がネット証券詐欺の撲滅運動


00/9/6(水) 7連敗
日経平均 16399 -52 5.22億株
店頭平均 1696 -8 1010万株

弱い地合に追い討ちを掛けるかのような3連休明けNASDAQ安、それもインテルなど半導体・ハイテクセクター下落・・・「今日も大幅安止む無し」大方の市場関係者は覚悟してました。売り物から始まったのは予定通り、と、ところが、先物が安寄りから切り返すじゃないですか・・・。尤も現物はついて行けず、日経平均自体は前日終値を挟んだ推移がせいぜい。結局日経平均は小幅安で7連敗、これは98年8月初旬の8連敗以来のことらしい。東証1部値上り値下がりは435対811。

異彩の強さを見せたのはやはりドコモ・ソフトバンク・京セラ・ファナックとNECソフト他ソフト株、米国での半導体伸び悩みが報じられNEC・東芝・東京エレクなどが売られたのを尻目に堅調。日立化成・日立金属・三井金・特陶・古河電など素材株の一角や海運株が高く、大倉電・富士電化・NOK・山洋電・カテナなど小粒な2番手銘柄の活躍も目を引いた。

慌てても仕方ない。個別で底値鍛錬の具合を見ながら打診買いを小分けに入れて行くのが良いか。引き付けて、引き付けて・・・こちらが引き付けおこしそう。


00/9/5(火) 6連敗
日経平均 16452 -235 5.28億株
店頭平均 1704 -16 1502万株

昨日からの秋風に諦めも入ったのか、寄り前からやや売り急ぎ気味のムード。SQへの警戒が高まったこと、225入れ替えの余波を避けようとした動き(前回みたいなことは勘弁して欲しいとの思いは切実)、債券バブル崩壊(ユーロ債でも大ヤラレ!)の絡みか持ち合い解消売りが嵩んだことなどが影響したようです。値嵩ハイテクなど幅広く売られて、日経平均は5/17-24以来の6連敗、16500円割れ。東証1部値上り値下がりは473対772。

ドコモなどは確りしていましたが、業績が良かろうが悪かろうが取り合えず売られた感じで見切売りも大分出た模様。明日投げの嵩んだ辺りが一旦折り返し点なんでしょうが、インデックスベースでは戻りも限定的。恐怖売りが一巡→値頃買いから反転→バリュエーション見直しのお決まりのリターンコース、ここで個別の善し悪しがクッキリ出ます。ITのド真中銘柄がどう動くのかが焦点。新四季報の発売は9/18ですか。

ただでさへSQ控え・期末控えで神経質な折、日経も「今回の定例見直しは数銘柄の小幅に留める」と宣言しては如何でしょう?それだけでも株式相場を忌避する不確定要素の一つが減ります。


00/9/4(月) 膠着
日経平均 16688 -51 5.00億株
店頭平均 1722 -12 1160万株

土曜日の猛暑が嘘のように涼しい秋風が吹いてましたが・・・マーケットも何故か米国レーバーデー休暇を真似たように低調、覇気なし。売り買い共に細ると嫌でも目に付く持ち合い解消売り。外人頼み、期末の決算対策は佳境入り、SQ控え、4-6月GDP成長率は11日、225入れ替えもある・・・ふあ〜っ、オリンピックまであと11日、その後米大統領選。折角好業績が発表されても日計りディーラーがわーっと上げてとっととイチ抜けたでは「行って来い」どころか「行って来過ぎる」・・・なんでやねん。傍観者達はそれを「織り込み済み」と知ったかぶり、違うんです、最終投資家が全然動いてないから織り込めてすらいません。個別でも日に日に痛烈下げるものも出てますが、それは悪材料云々以前に大ロットの売り(売り切り・リバランスも含む)がたまたま出てただけ、買い手不在でスムーズに捌けないんです。需給悪なんてホントは些細な差でしかなく、先高感一発で逆転するものです。需給悪だから手控えられ、手控えられるから更に需給悪のスパイラルはいつまでも続く訳じゃありません。こうしている間にも強いものは更に強く、上値を伺っています。全般膠着の中を突っ切って走り出すものが次の相場の主役というのはいつものことです。その辺りの見極めと行きましょう。東証1部値上り値下がりは535対721。ヤフー・藤田エンジが1→2株分割へ。


00/9/1(金) SQ控え
日経平均 16739 -121 6.39億株
店頭平均 1734 +1 1475万株

NASDAQ(CCMP)+102p高を見てつい「すわっ!」で寄りからIT関連が買い直されたもののそこまで。後続なくほとんど寄り天(井)で戻り売りの展開になって寄り高を買った向きの投げが不要の下値を叩く。慌てん坊さんの買って売ってがダウを157円高から161円安まで演出、だから「あまり性急にならずに」と書いたのに。尤も昨日下げ損なった分の調整とみれば大体こんなもの。東証1部値上り値下がりは387対904。ここずっと値下がり銘柄の方が多いのはやはり決算前でポジションを圧縮したい向きが多いからだろう、立会外取引で売りバスケットを決めた分の処分が上値を抑える。

来週はSQ週でやや神経質な展開が予想され下振れ懸念を抱いたまま全般は膠着相場か。怠惰なのは嫌だが仕掛け損、相場なりに突っ込み買い噴き値売りで放たれを待つ。4-6月GDP発表はSQ前後。依然狙いはグロース@リーゾナブルプライス、IT関連を主体にバリュエーションから割安な好業績株の押し目買い。逆に言えばもしこのセクターでも「買えない」としたら秋相場は結構悲惨なものを想定しなければなるまい。ボンド(債券先物)が急落、現物10年債利回りも2%接近。

投資家の方から「○○株、もう買ってもいいですか?」とよく頂くのだが、投資はそもそも「より安くを買い、より高く売る」、たった独りでリスクと向き合う孤独な戦い。誰かが「もう買っても安心です」なんて言った段階ではとっくに一勝負ついている。いつだって買い難い中で買えた者が勝者、安心を買うのでは上手く行かない。今も昔も「絶対儲かる」なんて煽るエセ投資顧問が後を絶たないが、「絶対」なんて謳った時点で何故詐欺だと思わない?「公開して大儲け」で資金を集めたMTCIも窮地、「あなただけに」はいつも胡散臭い。「資産10倍化100倍化も夢じゃない」なんて投資本も目に余るし、投資雑誌の袋とじお宝株を見ようと大苦戦している立ち読み客にもガッカリ。株式投資はもっと地道な作業でコツコツ自分なりのノウハウを積み上げ、勝率を上げて行くのが王道。

また、マーケットは投資家の投資判断の集積である以上、その確からしさや正義も投資家に依存する。つまらない情報に短絡的に動くマーケットでは企業成長(の資本政策)を担う公器たりえない。投資家の粘り強い思考判断が結局マーケットのタフさ健全さ加減を決める。みんなが「投資なんてバクチ」とするならマーケットもその程度でしかない。それでは一国の経済成長のエンジン役を果たせないということ、もっと思い至る必要があろう。"One for all,all for one."事業会社・取引所・証券会社・投資家・所轄官庁の全ての参加者がこの「公器」を正しく運用する責任がある。


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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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