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00/10/18(水) 落城
日経平均 14872 -467 5.61億株
店頭平均 1474 -32 1081万株

NASDAQ続落。引け後インテルの決算は予想を上回ったもののIBMの決算は下回り今晩のNYダウは1万ドル割れか。今晩は米国寄前EMC、引後サンマイクロなどハイテク決算発表の山場、やはりあちらもベア相場「売るきっかけ探し」。ううーん、もう一発の投げは仕方ないか。

東京も急続落。朝日朝刊「厚生年金基金、公的の代行部分を返上で10兆円市場放出」報道も弱気に拍車。外人・投信・個人共投げ売り続出、いよいよバニック局面。1週間以内にカタが付くんでしょうけど、14000円までで何処で底打ち出来るかはまだ見えない(千代田ショックをそごうショック並とすると14K前半)。「いくら何でも売り過ぎやろ」ってことに何時気付くか、陰の極を掘り進む感じ。仕方なしに米国同様「Fly to Quality」でか債券が買われた。SIMEXで欧州投資家とみられる日経平均先物のロスカット売りが大量に持ち込まれベタベタ。アドテスト・SMC・京セラ・東エレク・ローム等半導体・値嵩ハイテクの投げ強烈。日経平均15000円割れは1年7ヶ月ぶりとかだが、日経平均は30銘柄入替で2500円程は押し下げられており過去との比較は不能。わずかにCTC・ネットワンなどベンダーやコムシス・エクシオなど工事業者といったネットワークインフラ関連は堅調だが。東証1部値上り値下がり156対1152と全面安。東京では木枯し1号、外も内も寒い。


00/10/17(火) 孤立無援
日経平均 15340 -172 4.76億株
店頭平均 1507 -18 913万株

NASDAQは小反落。ただ、決算を今晩に控えるインテルをはじめ半導体関連は下落。中東情勢は依然予断を許さず、ユーロ安・アジア通貨安で外部環境は晴れず。東京は源泉分離課税維持にも反応出来ず、戻り売りに押された。「全く、昨日の寄り付きは何やったの?」と言うくらいヘナちょこ。やっぱり酸欠(実弾不足)が歴然。NTTの巨額吸い上げ、IPOラッシュ、投信の運用不振、外人売り継続・・・援軍が全く来ません。目先筋だけのババ抜きで一方通行でぶれ、妙な高安が出ます。「これじゃあ、益々誰も寄り付かなくなるで」。

更に相場を冷やすのは信用不安への懸念、ダイエー(社長不在)光通信(クレイフィッシュ苦境)ソフトバンク(ネット株乱調)ジャックス(エステdeミロード倒産)オリコ(払拭されぬ債務超過説)・・・ダイエー系十字屋やマイカルも大幅安。この辺が重苦しいムードを助長しています。臨床試験中断の藤沢薬のS安は中期成長率下方修正ということにしても、住友不販の連日S安は「全国不動産データベースの一般解放、仲介料免除」云々の為なんだとしたらちょっと短絡的じゃないですか?国会は参院比例代表選挙の非拘束名簿方式導入を巡っての空転、KSD・MTCI・信用保証枠不明朗融資問題、今度は官房長官が右翼幹部と会食なんてのも飛び出して来た。全くみんなして足引っ張ってからに・・・。高かったのは古河電の上方修正でオプティカル見直し、下期一斉増産の機械株、無免許工事不起訴のFsas、発泡酒参入のアサヒビールあたり。東証1部値上り値下がりは356対889。ネチネチと軟弱なのが続くんでしょうかね、まったく。

ワールドPCエキスポ開幕、東京モーターショー接近。


00/10/16(月) 打診買いから
日経平均 15512 +182 4.31億株
店頭平均 1525 +18 1239万株

実は「NAS3000割れ、NYダウ1万ドル割れ、日経平均15000円割れでスッキリ!」というのを期待してたんですが・・・許してくれませんでしたね。先週末のNASDAQなんか△242、上昇率△7.86%は史上2番目ですか、さすがです。ちょっと正気に帰ればこんなもんでしょう。仕方なく東京も下げ未了感をかこちながらリバウンド。当然リターンリバーサルからってことで直近売り込まれのキツかった半導体関連などハイテク株が軒並み買い気配のスタート。先物で15700円まで前場入りましたが後場は伸び悩み、GLOBEXのNASDAQ100が60p高から急速に萎み始めると目先筋のイチ抜けたが続出。「中東の首脳会談を待ちたい」「今晩の米国株の動向を見たい」「グリーンスパン議長の講演も」・・・とザマ無い。出来高もそれほど出来ず、あなた任せの日計りディーラー(リスクはあまり取れない)ばっかしだったのがミエミエ。まあ、高寄りして一瞬上値を試して後ズルズルの陰線銘柄が目立ちましたが、そういう訳であまり値幅に意味はないでしょう・・・尤も外人勢の売り姿勢継続は相変わらずですが。急伸し過ぎたNASDAQ、今晩の続伸は難しいのかもしれませんが下押して多少なりとも底固さが伺えれば十分、こちらも病み上がり徐々にということでしょうか。東証1部値上り値下がり893対379。


00/10/13(金) ミサイルで撃墜される
日経平均 15330 -220 5.83億株
店頭平均 1507 -11 1351万株

昨晩の米国の相場は酷かった。イスラエル軍のパレスチナ自治政府施設へのミサイル攻撃で原油が高騰、狼狽売りが広がってNYダウは史上5番目(今年2番目)の下げ幅▲379ドルを記録、堅調に始まったNASDAQも引きづられてズルっ。ハイテクショックからもも何とか踏ん張っていた(下げ遅れていた)NYダウ・SP500共、NASDAQの方向へ一気に鞘寄せした格好。「ダウ1万ドル、NAS3000の攻防」へ。もう一発売り込まれれば反転出来るような気もするのだが・・・。今晩、或は週明けに注目したい。

米株の崩落で東京も投げから。尤もこちらもハイテクを中心にかなり整理が進んでおり、それ程の売り玉はもう出ない。この日はSQだったが若干の売り長。いつもの様に朝安の後先物から小戻す展開、昼休みの立会外バスケット取引で値嵩ハイテクなどを中心に公的資金と見られる買いが入って後場は小康。昨日の半導体リバウンドに続いて、この日はローム・村田・太陽誘電・KOAなど電子部品リカバリ。松下・ソフトバンクも高い。人気は資源株で日石・コスモ石・帝石・アラ石や日揮(LNGプラント)住友鉱(金鉱)など。東証1部値上り値下がりは338対948。日信販が系列インターリース特別清算で大幅安。

世界の株式市場が不安に共震しています。米国は「繁栄と栄光のGolden90's」の終焉ムードが株式投資をためらわせている感じもします。日本のバブル崩壊の90年みたくはならないでしょうけど、繁栄へ独走し続けて来た疲弊感があるのでは?それにしても「湾岸戦争で男を上げた父ブッシュが落選、中東和平で男を下げたクリントンが子ブッシュをプッシュ」何やら源平のような因果律。それに倣い日米株価の逆転も見込めないでしょうかね?米国離れしないと視野が開けない。日本企業の上方修正ラッシュは一巡、ユーロ安・アジア通貨安・原油高・長引く消費低迷・・・で下方修正懸念も出始めているのが気になります。それと信用不安。パーク24が1→1.3株分割。相場テコ入れにはNTT売出しの延期を考えた方が良いのでは?


00/10/12(木) 兆しも
日経平均 15550 +37 4.79億株
店頭平均 1518 -13 1117万株

ウォーニングのルーセント・モトローラはもとよりヤフーまでが撃墜、NASDAQは5日続落。但し過去最高水準の出来高ということでさすがの懐の深さ、底入れへの手応えも幾らかはある。引け後AMD(インテルのライバル)が好決算を発表してGLOBEXのNASDAQ100は反発。

「ボケNASもなんとかなるかも・・・」GLOBEX高の兆しもあって、売り先行で始まった東京もやはり先物(昨日ヘッジが溜まって大幅ディスカウントだった)から切り返す。SQ前日ということもあり些かの修正やPKOもあったか。何よりだったのがこの処の悪役半導体関連NEC・富士通・ニコン・アドテスト・東エレクなどがやっとこさリバウンドでやれやれ、安堵感やら売り飽き気分も。上方修正のCTCがS高で際立つ。尤も出来高は5億を越せず、個人投資家は投げやらスカパー・NTTの換金売りで手一杯、酸欠状態には変わり無い。東証1部値上り値下がりは419対851。日経平均はどうにか5日ぶり反発。

明日は「13日の金曜日」オプションSQ。やり直しの手掛かりは情報化投資旺盛のソフト・ブロードバンドネットワーク・デジタル家電か、或は内需低位か。NEC・日立がオプティカルで提携、アサヒビールがABシステム・ニッカを完全子会社化発表、モリテックス1→2株分割。イチロー、メジャーリーグへ。


00/10/11(水) NASに聞いてくれ
日経平均 15513 -314 5.0億株
店頭平均 1533 -32 1159万株

ウォーニング(業績下方修正)も大体一巡したはずのNASDAQ、決算待ちにすら危機感を覚えるのか、4日続落。PLDのアルテラ・ザイリンクスのレーディングダウンで半導体関連が下落、ハイテク主力もヘロヘロ。更に引け後ルーセントがウォーニングで、ヤフーが予想を上回るも夜間取引で売られるのを見て、「結局NASはまだ売り足りないらしい」。今晩かなりの修羅場になりそう。これを受けての東京は「NASの底入れを見んととても買えない」ムード充満の中、緊急避難の売りばかりでプッツン。これではPKOも効かない。東証1部値上り値下がり366対895。形としてはそごうショック直撃の7月末のザラバ安値に接近、今回は千代田。ダイエーを不安視する向きも増えて来た(優勝セールは昨年以上とのこと)。海外でもモルスタやドイチェがジャンク債で損失とか、国際金融の変調も気懸り。引け後神奈川県東部を震源に東京も震度2、次ぎは兜町直下型?

今年前半のIT大整理でその崩落のキツさは皆が十ニ分に体験済みだが、直近25日の下落率もニコン▲42%・東エレク▲31%・太陽誘電▲28%・NEC▲28%・富士通▲26%とかなり痛烈。下げ過ぎと分かっていても来る日も来る日も売り気配というのに怯んで買えない状況・・・いつまでも続くまいが。インテルが半導体関連を軒並み道連れにしたように、東京でもルーセントショックがオプティカルを。NAS底入れか或はNAS離れか。わずかに高かったのはファーストリテイ・ヨーカ堂・セブイレブなど小売と武田・塩野義・エーザイなどディフェンシブ。スカパーは32万円に決定、1500億円近くを吸い上げへ。

先のNTTグループスピンオフ計画の出元は恐らくここ。郵政省の電気通信審議会IT部会での「NTTグループの位置付けと公正競争の確保」の議論から。NTTグループ側からは真っ向否定。


00/10/10(火) チョっとじゃすまぬ?
日経平均 15827 -166 4.66億株
店頭平均 1565 -22 1188万株

昨日の日経朝刊「千代田生命破綻」には<とうとう出たか>の印象でした。負債総額3兆円は戦後最大ですか。生保業界ではこれが最大にして最後ということなんでしょうけど、97年11月の「休みの度にどこか倒産(連休が危ない?)」を思い出してしまいました。未だに引きずるバブル崩壊の負の遺産、今一度目が向くのも仕方ないでしょう。思い起こせば銀行で拓銀・長銀・日債銀、証券で山一・三洋、ノンバンクで日本リース・ライフ・日貿信、不動産でエルカクエイ、流通で長崎屋・そごう・ヤオハン・・・などなど。ゼネコンは概ね債務免除で倒産は免れていますが、ただの延命でないことを願いたいものです。大蔵省発表の「国の貸借対照表」からは776兆円の債務超過なんて数字が出てますが(財政再建キャンペーン)。

とうとうの千代田生命、なかなか底打たんNASDAQという環境で総手控え。ハイテクには大幅安するものも目立ったが、依然日経平均は先物から買支えが続く。本日NTTの仮条件決定「公募売出し価格は20,23,24日の引値の何れかから3,4,5%の何れかの割引率適用」、明日からブックビルディングという事情もあったか。こんなベアマーケットでは換金売りもおっかない。

東証1部値上り値下がりは268対1024とほぼ全面安。8月の機械受注は前月比+26.6%にも無反応、悪材料には素直で、エイブル株売却損のソフトバンク・米国でのクレイフィッシュに絡む集団訴訟+追徴課税の光通信・鳥羽社長辞任のダイエーが売られた他、千代田生命が大株主の千代田火災・あさひ銀・三越・松坂屋などが安い。高いのはわずかに光ファイバー関連のフジクラ・住友電・JSRやディフェンシブの資生堂・花王・武田など。ファーストリテイが更に好決算、ジョイフルが1→2株分割、ホギメディカルが9月中間決算一番乗り。


00/10/6(金) やりにくい相場
日経平均 15994 -105 5.02億株
店頭平均 1588 -5 1593万株

NASDAQはデルショックを呑み込めず反落、底入れまでまだキツイ場面がありそう。3連休控えの東京も売り先行から。売り一巡後はまたしても先物からの急速な戻しで「インデックスだけ戻しても仕方ないがな・・・」の溜息。後場13時半に鳥取西部地震の第一報、規模・被害の状況が分からないまま先物・現物とも売られた(阪神淡路大震災の連想から建設株には思惑買い入る)が、被害はそれほどでもないとの続報が入り始めると徐々に小康を取り戻すも戻り切れず。東証1部値上り値下がり544対707。

雪印・三菱自工・ブリヂストンなどの不祥事は徐々に薄れつつあるが、クレアモントの詐欺・そごうの飛ばし・千代田生命問題・ダイエー首脳のインサイダー取引に加え今度はKSDの背任疑惑で政治スキャンダル臭・・・と雑音多し。天変地異も続く。NASDAQも不穏、外人売り継続。何となく支えられるPKOだけではどうにもならない。この日は海運株が買い進まれた他、ガイシ・フジクラが新高値などオプティカルセクターは高値頑強。ハイテク業績相場までの繋ぎとして内需バリュー株主体に鎖国相場でもやって行かないと相場の温度はキープ出来無い。やりにくさ・分かり難さがますます投資家を遠ざけるんであって、閉塞をブチ破って独走するスター株の出現が待たれる。トヨタとかソニーとかドコモとかシンボリックな存在がそうなればベストなのだが。


00/10/5(木) 小休止
日経平均 16099 -49 5.61億株
店頭平均 1594 +2 1541万株

NASDAQは3400割れまであって急速な切り返し、反発。一旦底入れした感じも出たが引け後デルがウォーニング(織り込み済みか?)。東京は先読みして上げたこともあって(4日続伸で500円超上げた)、どちらかと言えば利食い先行、日経平均は25日線手前で押し返された格好。明後日からの3連休控えということもあり盛り上がらず。東証1部値上り値下がり466対773。

ハイテク主力は先行して上げたNEC・東芝が反落、アドテスト・東エレクも伸び悩み。デジタル家電物色は三洋電・松下が続伸、ビクター・パイオニア・船井電・ソーテックが続く。ご存知の通り現在幕張で「CEATEC JAPAN(COM JAPAN+エレクトロニクスショーの見本市)」開催中、デジタルネットワークによるIT革命が主眼、IMT2000・ブルートゥース・デジタル家電の展示。インテルショックでズタズタにされてしまったハイテクもやはり将来性では最右翼、NASDAQにビビらされながらも徐々に落ち着くべき処へ落ち着くか。好業績を素直に買えるブル相場入りが待ち遠しい。

終日小甘い展開。円安は輸出企業にフォローだが外人買いが更に見込み難い。我々国内勢のヤル気ひとつなんやけどなあ。NTT公募売出しのスケジュールは10/10仮条件提示、10/11ブックビル開始、10/20-24の間に公募売出し価格決定、その三日後までに代金払い込み、11/10新株上場。


00/10/4(水) ハイテクリバウンド
日経平均 16149 +236 6.10億株
店頭平均 1591 +2 1332万株

NASDAQは3日続落4ヶ月ぶりの3500割れ。ただ、8月の半導体出荷好調で半導体関連が下げ渋り、インテルショックもPC向けが太宗故という個別要因として落ち着いて来たか。東京は欧州勢とみられる外人買いもあって朝安後一気に切り返しの動きに。NASDAQ続落よりも米半導体株下げ止まりの方を好感(否、「NAS安には慣れっこ」売り飽き感もある)した格好で、半導体関連に見直し買いの動きが顕在化。東芝・NEC・富士通・日立などの続伸がハイテクリバウンドムードに傾かせ、先物はショートカバー主導で上伸、更に東京エレク・アドテスト・京セラ・TDKなど225採用値嵩ハイテクが指数をガッチリ押し上げる。PKO臭はどうにも否定しがたいが、昨日書いた「下がりにくい」雰囲気は十分醸し出してる。いっとき過度の悲観も楽観も不要とか。

ハイテクがリバウンド、三洋電が1000円松下が3000円をそれぞれ突破「デジタル家電」物色。内需ものも自動車・商社・造船・証券・銀行など堅調。あちらを立てればこちらが立たずということにはならなかったものの、どうしてもハイテクが動くとそちらに市場エネルギーが傾きがちなのはいつものこと。まだまだ病み上がり、全面高に持って行ける買いが不足。東証1部値上がり値下がり519対710。

NTTの子会社スピンオフ検討については何れのメディアでも確認出来ず、あれれ?分離分割問題は一応持ち株会社方式(東西長距離など)で決着した後だけに、結構ナーバスな問題でもある。帰趨に注目したい。


00/10/3(火) 内需物色
日経平均 15912 +9 5.47億株
店頭平均 1589 +6 990万株

NASDAQは続落、インテル・コダック・アップルと続いた業績ウォーニングもそろそろ幕引きというのにまだショックが尾を引いているようです(引け後ゼロックスが下方修正)。東京も半導体関連外しが続いてアドバンテスト・東京エレク・ニコンなどは下げていますが、東芝・日立・NEC・富士通などは確りして来ました。尤もNASDAQ次第というのを嫌って物色は内需物へ向かっています。日銀短観は良かった、財務官の「企業業績からすると今の株安は変」も確かに。今の市場が気にしているのは海外景気の変調懸念。

銀行株が商盛のうちに続伸、薬品も堅調、売られ過ぎたコンビニなど小売株が買い直されたり、持ち合い解消売り明けの新日鉄が4連騰するなど重厚長大型の鉄鋼・造船が買われたり。相変わらずオプティカルなどIT系素材株は堅調で電線・窯業・非鉄あたりが物色の中心になっています。ただ、内需中低位で相場を作るには7億株前後は出来てこないと続きません。出来高の増加が鍵を握ります。東証1部値上り値下がり570対668。

NTTの公募売出しということもあって、98年10月のドコモ公開控え時のように「案外下がりにくい」展開の目もあります。値嵩ハイテクが日経平均を押し下げても、銀行が高ければTOPIXは下がらず、売られ過ぎた内需低位大型株が復調気味。打たれ強さを徐々に認識してゆくのではないでしょうか。

えっ、「ドコモ・データのスピンオフ検討?!」(今J-WAVEのヘッドラインニュースで聴いた話で全く詳細は分かりませんが)NTTの保有率はドコモ67%・データ54%、両社の持分時価総額をNTT発行済み株数で割ると141万円程度(今日の終値113万円)。NTT本体がタダとしても(そんなことはありえない)141万円の市場価値があります。もし本当ならNTTの価値極大化(現金化)の最後の切り札、インパクトありそうです。対外的には「公正競争の為の完全分離」ってことになりますが、リアリティありますかね?


00/10/2(月) 二日新甫
日経平均 15902 +155 5.14億株
店頭平均 1582 -5 935万株

アップルショックが尾を引いて前週末のNASDAQは反落、東京もその流れを引き継いでハイテク株中心に売り先行。先物からズルズル安く日経平均は前場233円安の15514円まで。「このまま底割れか」多くが覚悟した後場からスルスル先物から戻し歩調、ショートカバーやら裁定買いを巻き込みながら前日比プラスに浮上、トドメは引け際外資系証券からのTOPIX型バスケット買いで「無いとこ引け」(その日それまでなかった高値で引ける)も多数出た。「こんなイカサマみたいな・・・」なんて声もあったが、明らかに押し上げを狙ったような買い方はPKO?一旦目先の底を打った形を演出したかった?NTT公募売出し成功には日経平均ズルズルでは覚束ないもの事実。明日の日銀短観を先取りという解説はやや苦しい。アク抜けというにはすっきり感が足りない。東証1部値上り値下がり662対601。

外資規制撤廃を評価する向きもあったがNTT3社が高く、みずほH効果で?銀行株も軒並み高、トヨタ・松下も活況、値嵩ソフト株も買い直された。やはり安定感ではオプティカル、古河電・板硝子・日立電線・アンリツなどが好人気。不動産・鉄鋼・化学・非鉄など内需低位大型が概ね確り、持ち合い解消売りの喪が明けた感じは確かに。これでNASDAQが落ち着いて売られ過ぎハイテクに見直しが入れば・・・少しはヤル気も元気も戻って来よう。「二日新甫は荒れる」と言うが・・・。


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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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