00yomo.gif (3713 バイト)
line.gif (1925 バイト)
01/5/31(木) 叩き合い
日経平均 13262 -231 7.50億株
店頭平均 1386 -14 1262万株

NASDAQは大幅続落2084p(▲91p)、サンのウォーニングに下支えだった欧州景気の急減速が伺えることから「米国→欧州→アジア経済減速連鎖」とやらへの警戒が浮上。ウォーニングを先取れ!とハイテクアナリストの投資格下げ合戦はMSが光通信関連、LBが半導体を。CME日経平均先物は13365円(▲115円)、東京市場も昨日同様ハイテク売り・外人売り・個人の投げから続落、野村が半導体株を、ドイツが通信株をそれぞれ格下げ。相場急落時のお約束でもあるが、「Fly to the quality」で債券感覚の公共株(電力・ガス・鉄道)と薬品株への資金避難が急激に。東証1部値上り値下がり278対1071。ユーロが100円台、ドルが118円台と円急騰、世界経済に軋みか。

テクニカリスト達が腕撫す突っ込み局面。日経平均で二日叩き込みも一目の雲を取り敢えずは嫌った格好だが、半値押しの13000円処まではそう余裕がない。リバウンド接近は本当だろうが戻りも限定的か。6月相場は例年「月末株主総会までは高い、終われば7月持ち合い解消が本格化して崩れる」なんて言われるが。一方アナリスト達は「4月の戻りはV字回復が前提、今の株安はU字L字チェックマーク字回復への修正である」と。最も悲観的なエコノミストは「世界景気は米国を先頭に次々墜落する、株価は底割れも」。経済ファイヤー!の最終策、預貯金に懲罰的な税制を課して大量に死蔵されているマネーを消費か投資に向かわせるような豪腕が必要なのかも。先行き不安は尤もだが、使わない我慢比べをすれば共倒れ、バトルロワイヤルはあまりに愚かだ。現実的には高所得者層にガンガン使ってもらう為に消費・投資優遇策を(これが「票にならない」「大衆ウケしない」「金持ち優遇」で今の政治家には出来ないらしい。生活の不安の無い層に使ってもらうしかないのに・・・「嫉妬」日本人の心理的構造問題?)。


01/5/30(水) 催促相場
日経平均 13493 -280 7.57億株
店頭平均 1401 -15 1684万株

3連休明けのNYはNASDAQが急落2175p(▲75p)、4-6月企業業績のウォーニング(下方修正)が出てくるは来月中旬以降ということで油断もあったのだろうが、GSがサンとEMCを下方修正(実際引け後サンがウォーニング)、早速ハイテク業績不安に引き戻された格好。株価位置が高いだけに見切り千両に走ったか。んでCME日経平均先物が13515円(大証比▲305円)・・・ハイテク不安に加え「日本のリセッション入り」を嫌気とも。東京市場は「またあちらに決められてもーたな」の負け戦をかこつ間も無く外人売りにクシュン。タイミング悪く「下期回復は楽観的過ぎる」ドイツ証券の半導体関連13社格下げもあって主力ハイテクに売りが嵩む。値嵩は勿論大幅安だが、NEC▲175円・東芝▲56円・日立▲52円・富士通▲93円と崩落。今晩のNAS続落も恐く反発らしい反発も出来ずほぼ安値圏での引け。石油など資源株ディーリングとディフェンシブの薬品株シフトくらい。東証1部値上り値下がり311対1031。

13500円処は大底から戻り高値までの三分の一押しでかつ13週移動平均線で、多くが押しの限界としたところだが早速に到達。「地獄の一丁目なのか調整終了なのか?」考えた時、海外任せ外人頼みの上買い手掛かりも無い昨今、13000円レベルとか下を覚悟しなければという見方に傾きがちだろう。しつこ過ぎた昨年の順下げ戻り売り相場、あの頃と決定的に違う何ががあるのかないのか。悲観し過ぎは良くないが無策ではお話にならない。昨日書いた「受け皿作り」と不良債権処理への催促相場。小泉ブームがホンワカと景気が良くなるような錯覚を与えているが、そんな今への安住が危機感を喪失させている可能性が。


01/5/29(火) 受け皿作りを!
日経平均 13773 +36 5.99億株
店頭平均 1416 -5 1276万株

前日終値を挟んでもみあうベタ凪相場。懸念された大口のリンク債償還に伴う商いも金融監督庁の厳しい監視?に遠慮した格好で遠慮がちに執行された様子、ヘッジ売りをしていた向きの引けにかけての買い戻しが「日経平均6日ぶり反発」を演出。インデックスだけの全く実のない相場、出来高は遂に5億株台まで落ち込む。東証1部値上り値下がり578対714。次の懸念は31日のMSCI暫定指数スタートってかあ?その次はメジャーSQ?「仏アルカテル、米ルーセント買収へ」「英ボーダフォン、買収攻勢中止へ」

それにしても虚しいのはディーラー・デイトレーダーだけのババ抜き合戦。マニアだけではテクニカルに折り返すだけ、トレンドにはならなず「時間浪費」に近い。上がらない、値上り期待が持てない決定的な要因は「今期も銀行は3兆円?の解消売りを出すのにその受け皿がない」ってことだろう。株式買上機構は先送りのまま、銀行の保有株制限が急遽浮上「自己資本程度に」という何となくの目標に一律に動き出した。銀行だって公的資金の上に更に借りを作るくらいなら自分の手で売り切ろうとするだろう。日本株ニュートラルに引上げた外人もこの上は構造改革の帰趨を見守るより他ない。構造改革を進めれば倒産増・失業増で目先景気は良くなるはずがなく、ハイテクの下期回復期待もじきに雪崩をうった下方修正続出すらありうる。世界的な金余りだけがサポートする、需給相場以外ありえない。国内預貯金700兆円年金300兆円の大プールから株式市場に兎に角パイプを繋げなければならない。401kでも投資優遇税制でも買上機構でも何でもありで、ニューマネーが流れ込む仕組みを作らなければ始まらない。手をこまねいていては昨年と同じになる。「東京めたりっくが経営危機?」既存産業の創造的破壊により新産業興しが欠かせないのだが、NTTがベンチャーを追い詰めたか・・・。


01/5/28(月) 銀行株安
日経平均 13737 -28 6.01億株
店頭平均 1422 -7 1375万株

模様眺めの中、小口売りに一頃人気だった中低位株が呆気なく値を消す展開。日経平均こそ下げ渋りだが、中低位株から見ると200-300円安位はヤラレタ印象か。みずほHの▲6%安・UFJの▲5%をはじめ銀行株が不気味な下げ、大底前日「日本発金融不安」が走った3/14の水準をみずほHも大和銀も下回っている。日本株が買えるのか否か、結局この辺がキモであって再びこの辺がザワザワとでは買いの手も引っ込んでしまう。今晩米英市場が休場で鎖国相場も出来たのだが、寧ろ手掛かり難に輪を掛けた格好。東証1部値上り値下がり460対868。タクマ・ガス化・黒田電・エイベックス・OLC・オリコなど好決算モノの局地戦だけ。

昨年5月ライフ・第一ホテル・第百生命が、7月にそごう、10月に千代田生命・協栄生命が倒産。参院選までは大型倒産は出せない・・・というのが大方の見方であるが、「再建出来ぬ企業は退出させる」構造改革は本来過酷な不人気政策であって、決して甘くない。それを旗印に掲げる小泉政権の支持率が85→87%へ更にUP(毎日新聞)、ちょっと違うんではないか?本当に覚悟があるのか?って気もする。「これ以上面倒見れません、自力でやって下さい。出来ないなら消えて下さい」存亡の淵にある企業には日産や兼松の様な死に物狂いの自助努力しか残されていない。引導を渡すもの渡されるもの、最期通牒、この夏のサバイバルはどうだろう。


01/5/25(金) 銀行懸念
日経平均 13765 -129 6.80億株
店頭平均 1430 +7 1436万株

昨日後場買い直された銀行株に売り直しの動き。査定厳格化もあるのだが東三の不良債権倍増がどうにも心理的に重く(先日週刊誌でみずほ3行のテンデバラバラ分類のリークもあったが)、東三でこうなら他所はもっと厳しかろう・・・の連想もあって「3年で最終処理」のシナリオに狂い?FTの今井経団連会長「1行2行は国有化も」コメントも追い討ち。買取り機構先送りの中持ち合い株圧縮も一段とということでは市場の需給懸念も台頭(ビッグ4の自己資本18兆円に対し保有株式26.5兆円)。唯でさへ買い手不在をかこつところへ解消売り懸念、直近人気の資源株にも利食い急ぎの動き。朝からお盆のような閑散相場、目先筋もポジション整理を先行、再び出来高は6億株台に落ち込む。関電化・マツキヨ・タクマ・黒田電といった好決算への個別反応がせいぜい。東証1部値上り値下がり636対662。

この日は決算発表ピーク、500社位あったか。やはりチップ・ワイヤレスに代表されるITブームで前期急伸したハイテクの今期落ち込みが目立つ他、それ向け設備投資絡みも急落。情報通信・サービスは絶好調、ゲーム絡みも良い。都心マンションの大量供給で住設機器が堅調、自動車関連も良い。再編の動き急な重厚長大型ではナンバーワン企業に際立つ安定感、消費もユニクロ・吉野家型が躍進止まらず・・・このイメージにほとんどサプライズはないが再吟味でリバランスの動きが出て来よう。低PER低PBR見直しのバリュー型投資も。来週は28日衆院予算委の緊急経済対策集中審議と31日経済財政諮問会議「骨太の方針」素案、政策期待を下支えに反転の機を伺う動きか。29日は大き目のリンク債償還があるが、13500円処あれば一旦転機とも。


01/5/24(木) ふるい落されない
日経平均 13895 -171 8.14億株
店頭平均 1423 -11 1415万株

NASDAQ急落2243p(▲70p)NYダウ11105ドル(▲151ドル)。日本もそうだが「上がって来ると利食い急ぎ」というのは同じなのだろう、何せ先行きの改善を先回りして買っているのは蛮勇に似たところもあってすぐ臆病風に吹かれたりもする(^_^;)。改善の度合いを確認しながらの買いならもう少し着実堅実なのだろうが。国際半導体製造装置材料協会発表「4月の受注は前月比▲41%もの落ち込み、BBレシオ(出荷/受注)も0.42で過去10年の最低」で半導体関連が安く、主力ハイテクも軒並み売られた。

NAS安から東京も再び利食い急ぎ一色、やはりハイテクに下げ目立つ。前引け間際に13801円(▲266円)まであったのだが、昼休みに大引け後に予定されていた東京三菱の決算発表がTD-NETでリークされ「今期連結最終2400億円黒字転換」に後場銀行大手が買われ、先物にも大口の買いが入り13941円(▲126円)までは戻したのだが・・・118円台突入円高や今晩のNASDAQ続落が心配ということで買いは広がらず。東証1部値上り値下がり404対942。低位の商社株や好決算の新日鉄に物色が集中した。

日経平均もTOPIXも一応一目の基準線近辺で止まったがどうか。もう一発売られりゃ値幅調整も終了しそうなのだが。海外要因が大きい為、大引けと翌日寄り付きが大幅乖離する株価の継続性の無さが正にオッカナビックリ、やり難さに輪を掛ける。小泉改革は道路特定財源に切り込んだりハンセン病訴訟控訴を取り止めたりで「変える、変わる!」意欲は伝わってくる。6月末までに取りまとめられる経済財政諮問会議の構造改革方針に注目ということで6月相場に期待ということか。さしあたり個別好決算モノを丹念に見ていこう。


01/5/23(水) ふるい落し
日経平均 14067 -23 8.48億株
店頭平均 1434 -1 1719万株

NASDAQは2313p(△8p)と小幅ながら6連騰、これは15ヶ月ブリとか。「7連騰はムリなんじゃないか、下がるとツレ安食らうし心配・・・」な東京市場、昨日の寄り天ズル安が尾を引いて朝安14000円割れから。そこから切り返し不思議な程スルスルと14205円(△114円)まであったのだが、後場からは昨日の如く一転値を消す展開、マイナスゾーンに沈む。買い手不在・買い手掛かり難の中、先物だけが不用意に動いた印象。昨日は14300円台、今日は14200円台と上値の壁が降りて来て不気味な上値圧迫、先日のあさひ銀の件じゃないが持ち合い解消売りの影に怯えるような感じか。東証1部値上り値下がり660対669。

物色はわずかに別子・日石など資源エネルギーモノと商社株、あとは個別好決算モノと仕手系くらい。決算控えの銀行株は売られ、証券や通信なども安い。ユーロ安からの円高も戸惑わせる。全般このまま上値を追える感じには程遠く、一旦下へ振って仕切り直しした方が良いような雲行き。週末金曜日をピークに決算発表もいよいよヤマ場へ。銘柄も投資家もふるいにかけられるか。


01/5/22(火) 不発
日経平均 14091 -85 9.08億株
店頭平均 1435 +4 1737万株

NASDAQが急騰!折からのダウ型大型株の堅調からハイテクまで物色が回り、米景気の早期回復期待が広がったのだとか。主力ハイテクが全面高でNASDAQ指数は2305p(△106p)と3ヶ月ぶりの2300p台奪回。CME日経平均先物も14330円(大証比△120円)、「またしてもあちらに決められてしもたか」の声。全くNY株連動なんやったら日中の立会要らんがな、あっちの立会に合わせて夜間取引でもすれば?・・・(^_^;)。

NAS高を受けて先物・ハイテクが軒並み買い気配。尤も寄りから6分後に14345円(△169円)まであって早くも失速。「海外頼み・外人頼み」があまりに歴然で相乗りの買いは続かず、やがて上値圧迫をひしひし感じるもみあい推移に。後場からも小高い水準でもみあったが14時過ぎくらいから先物が滑落、それにつれ日計り組のポジション整理が一気に、まさかの安値引け。昨日の朝方の水準まで回帰、「やっぱり横這いもみあいか」と力なく。上値トライに失敗、寄り天銘柄多発。呆気ないというか、一筋縄で行かないというか。「もみ合いなんだから突っ込み買い噴き値売りだろ」言うのは易いが・・・。東証1部値上り値下がり603対731。

好決算発表銘柄に目先の売り買いが集中するため、かなり無茶な値動きになるものも多い。目先の人が投げ終えてからおもむろに投信とかは仕込みに掛かり、「やっぱりエエもんは上がるワ」となる例が多いんでは?(^_^;)


01/5/21(月) エネルギー争奪
日経平均 14176 +299 7.93億株
店頭平均 1430 +3 1299万株

MSCI暫定指数発表は日本株ウェート0.7%ダウンも概ね予想通りで、資金流出に備えたヘッジショートのヤレヤレカバーから反発。GLOBEX高や外人買い再流入の気配もあって値嵩ハイテクが買い直され、日経平均は意外高のまま終日堅調。東証1部値上り値下がり826対512。

Jエナジ・別子・日石・帝石といった資源株や芝プラ・千代建・日揮・ヨーカネツなどプラント株が物色人気を集めた。石油など資源エネルギー関連(軍需も)はもともとブッシュ銘柄でもあるが、カリフォルニアの電力不足やエネルギー政策見直しに加えタカ派冷戦的な米国外交ということもあり原油高→ガソリン高→金高をヘッジファンドが演出してきたと言われている。日本でもLNG国家備蓄構想が出て来たりでフォロー。夕刊にも「コージェネ、東電・日石本格参入」「IT革命で電力消費量2010年に8倍」と。高効率ガスタービン・二次電池・燃料電池・太陽電池等も含めて広がれば相場のエネルギー不足には効きそう(^_^;)

「あさひ銀、持ち合い株自己資本以下に、今期5000億円売却へ」。先の株式買取り機構の話の時に銀行の株式保有の制限が浮上した訳だが、やはり機構が出来る前にそうきたか。各行横並び一律圧縮の動きは警戒される。尤も買取り機構不要論者は「これまで通り持ち合い解消をすれば2-3年で売り切れる」とのたまうのだが。この日は「401k法案今国会成立へ」の方を好感した模様。


ホームへ

業績修正一覧

新規公開日程

新規公開銘柄紹介

今週の指標(内閣府)

日経景気ウォッチ

株価アクセス急増銘柄(日経)

手数料ランキグ

地震観測

筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

space
コーナー説明
弁之助が相場について本音で語るコーナー。毎日更新。
space
BackNumber
98年9月分
10月前半
10月後半
エコノミスト原稿(98/10/20)
11月前半
11月後半
12月前半
12月後半
99年1月前半
1月後半
2月前半
2月後半
3月前半
3月後半
4月前半
4月後半
5月前半
5月後半
6月前半
6月後半
7月前半
7月後半
8月前半
8月後半
9月前半
9月後半
10月前半
10月後半
11月前半
11月後半
12月前半
エコノミスト原稿(99/12/13)
12月後半
00年1月前半
00年1月後半
00年2月前半
00年2月後半
00年3月前半
00年3月後半
00年4月前半
00年4月後半
00年5月前半
00年5月後半
00年6月前半
00年6月後半
00年7月前半
00年7月後半
00年8月前半
00年8月後半
00年9月前半
00年9月後半
00年10月前半
00年10月後半
00年11月前半
00年11月後半
00年12月前半
00年12月後半
01年1月前半
01年1月後半
01年2月前半
01年2月後半
01年3月前半
01年3月後半
01年4月前半
01年4月後半
01年5月前半
最新号