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03/2/14(金) 虚ろな上げ賛成
日経平均 8701 +102 7820億円
店頭平均 1005 +1 132億円

NY株は査察再報告を前に3日続落、ただ下ヒゲを出した辺りには幾らか底入れ期待も出て来たか、NASDAQ1277p(▲1p)NYダウ7749ドル(▲8ドル)CME日経平均先物8595円(大証比▲5円)、為替は若干ドル安120.20円/ドル迄。さて、マイナーSQの東京市場、直前まで大幅売り長で「あーあ、査察報告前だし動意薄だわ」ムードだったのが寸前に買い長転換(日経平均型で6万株買い長、ドイツの39千株買いは寄りに間に合わず買い上がったかも)して、朝安を覚悟して前日比変わらず以上に売り板を並べた向きがみんな踏まされ波乱の急伸、寄りから15分くらいでもう勝負あった(^_^;)・・・別に3QGDP実質△0.5%を好感した訳ではないのだが。月一回流動性の高まるチャンスとしてみずほ・三菱辺りがETF組成とみられる買いを入れたらしい。高値は8770円(△171円)迄あり、週末の後場はダレる。東証1部値上がり値下がり888対462。リストラ&好配当期待の低位株人気継続。小型株はセラーテムが5日ぶりにS安配分で値が付き73.5万円があっという間に23.5万円(恐いね〜)、福証Qボード新規上場のビジネスワンは公募6万円が4.5万円の売り気配で値付かず。セガ・INAトステム・すかいらく等業績下方修正には懲罰的な反応、この日の引け後も「週末にありがちな」下方修正続々で要注意。

「きっかけ一つなんよねー」あまりにテクニカルな上げに閉口、上向きには昨年のPLO大相場の記憶もあって逆らい難いってだけで、需給要因やイラク情勢で先高感もあんまり(外人の「イラクから一番遠い」日本株買いを指摘する向きもいるが、「北朝鮮には一番近く」って・・・)。8500円絡みでもう5ヶ月、上がればテクニカル指標は良くなって「レンジの上限試し」ってなるが、空売りを締め出しては昨年みたいな迫力ある急浮上は無理。ただ、国策と言って良いのか期末株価意識は強烈で、引っ張れるだけ引っ張る「日銀新総裁とインフレターゲット」から「自民、銀行保有株制限2年延期検討」「日銀買取枠拡大」、「ETFは絶対儲かるby竹中」リップサービス、風説の流布とか口先介入を含めあの手この手では・・・逆らってヤラレるのも馬鹿馬鹿しく、何となくの「上げ賛成」。虚ろやなあ。


03/2/13(木) まだかよ
日経平均 8599 -64 6088億円
店頭平均 1004 -1 107億円

NY株は続落、NASDAQ1278p(▲16p)NYダウ7758ドル(▲84ドル)CME日経平均先物8595円(大証比▲55円)。イラクを利するかのような欧米の分裂がどうにもシナリオに無く消化難、攻撃が気持ち遠退きドル高は維持。株はユルユルやってる間に昨10月安値迄ののりしろ(下げ余地)がNASDAQコンポジットで13.3%・NYダウで7.23%・S&P500で6.11%に。ユルユルNY株に「ビンラディン殉死予告」もあって小甘い始まりだったが、借り株返済の為の銀行株買戻しが続き底固いムードに。だが昼休みに「イラク、国連決議違反の長距離ミサイル保有」が伝わりヘッジ売りからズルッ、8550円(▲114円)迄。東証1部値上がり値下がり476対879。直近IPO株フィーバーを牽引したマザーズのアンジェス・ヘラクレスのOX情報・ジャスダックの幻冬舎が揃ってS安、セラーテムショックとあいまって小型株も人気離散気味。買戻し銀行株と低位の水準訂正くらい。サミー・セガ、統合へ。

この2、3月金融危機の目は既に無いが、イラク攻撃の有無に振り回される展開(北朝鮮の核問題もある)、後は期末意識のサポート要因。季節柄業績下方修正も目立って来た、不景気で売上が10%減って利益半減なんてベンチャーも多かろう。「値嵩株は高成長期待が剥げると株価下落も痛烈、もともと低株価(あまり期待されてない)なら誰も持ってない故に下げも限定的、あわよくばリストラ奏効でぶっ飛びも」って、偏差値70企業が売られ30企業が買われたりしてる昨今、手垢の付いてないのがよろしいようで「誰も持ってへんのがよー騰がる」(^_^;)。過度の倒産不安が遠退いたってことだけれども、あんまり脇が甘くなると鉄槌が。


03/2/12(水) またかよ
日経平均 8664 +179 6406億円
店頭平均 1005 +2 116億円

連休中のNY株は小動き、NASDAQは△14p▲1pで1295p、NYダウは△55ドル▲77ドルで7843ドル、CME日経平均先物8550円(大証比△70円)、為替は円安121.77円/ドル迄。イラクはかくれんぼを続行偵察機も譲歩、仏独露はぬすたんで多数派工作反戦ムードに米英孤立、こりゃあどうなる雲行き?飛び石連休明け東京市場、「NATO分裂、ビンラディン特攻呼びかけ」でとても買えるムードではなかったのだが・・・外人だか公的なんだか知らないが、逆鞘でも入るインデックス買い(日経平均型で10万株/銘柄、TOPIX型で500億円)で力づく、高値は8676円(△192円)迄ある「なんでやねん高」(^_^;)。2ヶ月ぶりの121円台で輸出優良株に見直しと言えんことはないが、上げの原動力はインデックス買いそのもので。低位株の水準訂正は裾野を広げて一段と拡大、出遅れ循環物色に熱気。東証1部値上がり値下がり1231対198。TOPIX・日経平均共1/23以来の75日線ブレイク、前者は一目の雲を突破、後者は雲に突っ込む。PLO主導、逆らうのは恐いが乗るのもヒヤヒヤもんやなあ。


03/2/10(月) はよーはよー!
日経平均 8484 +36 4065億円
店頭平均 1003 +1 102億円

先週末のNY株は続落、昨年9/10以来の「テロ警戒水準オレンジに引き上げ」でシュン、NASDAQ1282p(▲19p)NYダウ7864ドル(▲65ドル)CME日経平均先物8385円(大証比▲105円)、為替は120.42円/ドル迄。独仏が国連平和維持軍による査察支援を提案、イラクも査察協力譲歩でまた引き延ばし、なかなか決着が見えて来ない。東京市場はNY安に加え飛び石連休の谷間、全く模様眺めで小動き膠着、高安80円幅。「先物が不思議に下支えられてるとは言え、少なくとも買えない」ムード充満、今週末にはマイナーSQ・MSCIリバランス・イラク再報告・日銀会合・4QGDP控えと見送る理由が満載で。低位株の物色人気は静かに継続。この日設定野村の好配当投信(ユニット型)が447億円集めたのが話題。東証1部値上がり値下がり845対488。売買代金(半日立会は除く)は今年最低、昨年12/27以来の低水準に逆戻り。それにしても2/4、2/6、そして今日2/10、一日おきに日経平均が8484円になるのってどうよ、イラク問題早期解決を急かしてるにしてもデキ過ぎとちゃう?


03/2/7(金) 動けず
日経平均 8448 -36 4360億円
店頭平均 1001 +0 160億円

NY株は小幅続落、NASDAQ1301p(△0p)NYダウ7929ドル(▲55ドル)CME日経平均先物8475円(大証比▲5円)。あちらがイラク問題に神経質とはいえそれは「開戦時期が定まらない」「単独攻撃」を嫌気してのこと、「近く攻撃が始まる」「国際協調を得られる」ではむしろ強張るのには注意が必要、債券にある待機資金がいつかいつかと株式シフトのタイミングを伺っているということだろう。ブッシュ「ゲームは終わりだ」を嫌気するのは東京市場で、あちら程の覚悟はまだというよりあちらの反応待ち。昨日同様小確り始まり8500円回復の場面もあったが、後は小甘くモタモタ、売られもせず買われもせず日経平均の高安はわずか95円の膠着。「セラーテムショック」(日経財務面で年初から「2003年期待の新興企業」特集をやって来たが、そのNo.1がセラーテム。1/9に大きく囲み記事で取り上げられたばかりなのに、昨日引け後大幅下方修正発表)で小型株相場に冷水、低位株の一角や電力ガス株が確り。東証1部値上がり値下がり692対657。膠着相場が打ち破られるのはいつか、インフレターゲット導入を絡めた日銀総裁人事での口先介入もあり。三菱東京FGが公募売出しで3500億円資本増強へ。


03/2/6(木) ニッチで連荘
日経平均 8484 -65 5238億円
店頭平均 1001 +1 169億円

「パウエル証拠で各国同調早期開戦終結期待」もあったのだが、やはり「決定的とは言えず」仏露中独が査察継続を主張、イラク問題解決が遠退くというか、これまでと変わらず宙ぶらりんのまんまってことか。NY株は乱高下も結局「行って来い」、NASDAQは△26pあって1301p(▲4p)、NYダウは△139ドルあって7985ドル(▲28ドル)、CME日経平均先物8500円(大証比▲80円)、それでもドルは反発120円前後。イラク問題の終結はまだ見えず、東京市場も模様眺め、前場は小確りしていたが前引けに掛けてズルッと、8500円割れ。またETF組成と見られる主力株売りが出てブルーチップの上値は重く、指数的にはどうにもツライ処。京セラ・村田製が新安値。目先の資金は専ら「低位か小型か」で切った張ったの割り切り勝負、「トヨタやキヤノンはナンボ好決算でも買われへんけど、低位やったら些細な材料でぶっ飛ぶし」(^_^;)。この日は花粉症対策繊維で富士紡、第三者割当増資の雪印がS高。新興3市場も大賑わい(売買代金マザーズ130億円ヘラクレス56億円)で値幅取りが繰り広げられS高ラッシュ。東証1部値上がり値下がり591対766。相場全体は「上は持ち合い解消&代行返上、下はPKO」しかも「イラク情勢」で動き難く、やはりニッチで勝負ってことか。1月中旬以来の指数モタモタ低位・小型優位が続くのか。イラクスケジュールとして有力なのは「2.14査察再報告→イラクの妨害非協力審議→査察団拡大・偵察機投入→安保理攻撃容認→攻撃(2月末乃至は3月初〜)→終結(3月末)」らしいが、フセイン亡命も含めどうなる???


03/2/5(水) パウエル証拠は
日経平均 8549 +64 6288億円
店頭平均 1000 +0 145億円

2.5証拠提出を前にNY株は反落、NASDAQ1306p(▲17p)NYダウ8013ドル(▲96ドル)CME日経平均先物8425円(大証比▲15円)、ドルは続落119.58円/ドル、金が大幅高。決定的な証拠ではないとのことだが、何かが出てイラク問題解決(攻撃)が早いのか遅いのか、ブリスク査察委員長「時間切れ5分前」も。東京市場も売り先行から、安寄り即の急切り返しに「また公的資金か?」で先物からプラス浮上。みずほのETF組成に絡む主力株買いなどもあって妙に確り。変な需給で方向性見えず、「PKOで売れないわ、2.5を前に買えないわ」後場は8550円を挟んだもみ合いに。「やっぱり低位と小型やなあ」という集中物色、昨日は三井松島、今日はペンタックスがS高、マザーズ人気も衰えず。東証1部値上がり値下がり827対549。さて、パウエル証拠は何なの、それからどう進むの?ボーダフォンの日テレコム解体、固定通信はリップルウッドへ。


03/2/4(火) 小型株人気
日経平均 8484 -15 6214億円
店頭平均 999 +3 189億円

コロンビア空中分解でショックがどうか心配されたNY株、NASDAQ1323p(△2p)NYダウ8109ドル(△56ドル)とマズマズ、CME日経平均先物8500円(大証比△20円)為替も円安120.85円/ドル迄。昨日が節分底?の東京市場、朝方の外資系動向も7日ぶり買い長となり余勢を駆る感じ、三井住友の追加増資策検討報道もあり買い先行・・・も間も無く上値つっかえ、8500円台を軽々とはパス出来ない。GSからのTOPIX型の買いに支えられ、8500-8550円近辺で小高くもみ合い「動けない」、引けにかけMSからのバスケット売りで指数は小甘く。東証1部値上がり値下がり1058対331。ファナック・ソニー・ホンダ・キヤノンなどブルーチップの上値が重く、どうにも。「やり切れなさ」ゆえ目先の資金は低位株か新興三市場の小型株へシフト。折からのIPO株人気に加えクボテックが東1昇格発表、マザーズのアンジェス・トランスGが大活況でフィーバー、ヘラクレス・ジャスダックへも物色人気波及。ジャスダックの売買代金は昨年6/25以来の高水準だし、賑わうのは良いのだが、ちょっと売り買いが乱暴過ぎて、日計り分計り秒計りの凄まじさ(^_^;)、「噴いたら終い」で長持ちはしないかも。基本的には2.5待ちの幕間繋ぎながら、「ちょっとやればこんなもん、やれば出来るやん」持ち合い解消の需給悪に打ち震えるだけの段階からは抜け出した模様。

東証が売買手口情報の廃止(6月メド)を発表。機関投資家サイドの強い要請とのことだが、市場ディスクロの逆行ということになる。手口から「ああ、外人が」「これは銀行やな」「公的か」「投信のドレッシングやろ」「ディーラーの投げ」大体の処を推測して来た訳だが、その程度の推測を手口を隠すことで封じる意義があるとは思えないのだが。寧ろ隠すことで起因する「果てしなく売って来る(筈が無いのだが)」不安感の増幅の方が必ず余計な憶測を呼ぶに決まっている。更に大口注文を受ける大手証券担当者間のプラチャンレベルで交換される「○○が売ってる」情報に振り回されることにもなりかねない。銀行生保等機関投資家が吐き出す株を個人に広く薄く買い受けてもらわねばならない折、逃げ易く入って来難くせんとする東証の決断はかなりマズイのではないか?「見られているから、あんまり行儀悪くは出来ん」が無くなると、見せ玉やら株価操作まがいやら横行する度合いが高くなるのは火を見るより明らか。市場での売買執行はパブリックでプロフェッショナルな経済行為であって、匿名にすることで得るもの(寡占大手の売買執行し易さ)よりも失うもの(市場の信頼)の方が遥かに大きいだろう。カマボコディーラー(板に張り付いて手口を見ながらチョウチンを付ける)封じなんて極めて瑣末なことだ。大証やJASDAQは追随しないで「投資家にとってどっちがやり易いか」競わせてみるのも良いかもしれない。←JASDAQは追随だって。


03/2/3(月) PLO出動?
日経平均 8500 +160 5888億円
店頭平均 996 -0 128億円

先週末のNY株はドレッシングもあったのだろうが反発、NASDAQ1320p(▲1p)NYダウ8053ドル(△108ドル)CME日経平均先物8390円(大証比△70円)、日銀の円売りドル買い覆面介入が明らかになって120円迄。AMATの受注減で半導体関連の業績不安やスペースシャトルコロンビアの墜落もあって東京市場はCMEを無視して売り先行だったが・・・先物が先週末の安値をタッチした処から「公的ショートスクイーズ」なのか、先物主導のジリ上げ&怒涛のインデックス買いでカチ上げ、あれよで後場には8500円回復(^_^;)。3末株価対策への隠し玉とされた日銀総裁人事「(インフレターゲットに積極的な)中原氏を指名か」噂が外為市場を駆け巡り、121円接近の場面もあるなど円安も追い風、GLOBEXも堅調、好決算ホンダをはじめ輸出関連などブルーチップが見直され、銀行株高で一旦窮地を脱したムード広がる。東証1部値上がり値下がり1284対142で全面高。バイオベンチャー3社がS高するなどマザーズ人気も。去年の2月のPLOを想起させるような妙な上げ、またアレやるんでっか?円も介入、株も介入、3月株価対策へ総力戦?


03/1/31(金) 薄氷
日経平均 8339 +23 5993億円
店頭平均 997 -1 115億円

NY株は早くも急反落、NASDAQ1322p(▲35p)NYダウ7945ドル(▲165ドル)CME日経平均先物8255円(大証比▲25円)、微かな希望は円安119.48円/ドル。昨年来安値圏にある東京市場、「今日にもレンジを下抜けするか?!」で危機感高まった朝だったが、公的のPKO等で8237円(▲79円)迄でどうにか踏み止まりバブル後サラバ安値10/10の8197円をキープ、後場は月末ドレッシング期待で戻し気味、指数防衛のインデックス買いやらFBの大引け買い上がり豪腕ドレッシングやらでどうにか6日ぶり反発。TOPIXは6連敗。東証1部値上がり値下がり388対973。全体相場のやれなさ故に一握りの低位材料株やIPO株が人気沸騰。

10月以降のレンジ相場の安値が、8197円(10/10)-8246円(11/19)-8256円(12/19)-8237円(1/31)、絵面上は綺麗にレンジ下限で揃うのだが、今回もレンジ相場キープで切り返しへ向かえるか。2.5イラクフリーズに加え、お隣北朝鮮で「核燃料棒搬出、核兵器製造へ?」。メガバンクが横並びで怒涛の資産圧縮、保有株を売りながら債券を買い(国債バブル)、公的資金を返済するのだからたまらない、「捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり」とは言え。さて2月相場、イラク北朝鮮情勢の緊迫や3月期末を前に「2月が銀行勢の売り本番で例年需給悪」もあるが、キャッシュ潤沢な銀行が金融危機というのも考え難く、悲観し過ぎの修正高くらいはあるだろう。NY株や「需給悪も最悪期を脱したのでは?」的ムード次第で大ブレありうるか。

m(__)m/さて、諸般の事情によりまして謂れの無い疑いや誤解を回避する為に当連載も続けられなくなる可能性が出て参りました。イキナリ断筆かどうかまだ分かりませんが、その折にはどうかご容赦下さりませ(T-T)(T-T)。

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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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