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03/3/12(水) 最終回
日経平均 7943 +80 5851億円
店頭平均 958 +6 91億円

NY株は小幅続落、イラク攻撃の修正決議採択延期も「45日延長」「いや今週中」ギリギリの折衝、NASDAQ1271p(▲6p)NYダウ7524ドル(▲44ドル)CME日経平均先物7855円(大証比△15円)。日経「銀行保有株買取機構機能強化」報道もあって東京市場は取り敢えずの買戻しから、「月内にも緊急対策」もフォロー。上値も7998円(△136円)と8000円大台に届かず(先物は8000円タッチ)限定的だが、7日ぶりの反発。「米、非核兵器最強のMOAB爆弾実験成功」「ラムズフェルド、英抜き単独攻撃も」「北朝鮮で何か」とかキナ臭いままだったがどうにか。リターンリバーサル狙いでここ急落したブルーチップが反発、円117円台半ば迄買い戻されたことも輸出株にフォロー。東証1部値上がり値下がり806対577。

イラク問題、その次は北朝鮮、そうこうしててゆっくりヘタレる世界経済、分裂対立する国家・宗教、さて世界平和・経済成長の行方は。3月末を仮にダマしダマしで切り抜けたとて。4月からの代行返上、「もうもたない」生保予定利率引下げ、9月で大方のメドがつく筈の銀行保有株制限も「ちょっと株が下がれば無理矢理強行した増資分の大方を吹き飛ばす」ようであっては銀行がもっと株を減らしたい思いに駆られるやも知れない、道連れで株損拡大の年金の株式投資比率引き下げもあるかも(役所とか銀行は最悪のタイミングで最悪の決断をしがち)。生保や銀行の株(ババ)の押し付け合いでとんでもない株価がつかないとも限らない。そこまで想定しておけば「そこまで至らず窮地を脱す」れば喜べるかも(^_^;)セーフ!って。この半年もここまで酷いとは思わなかったが、これから半年1年も難しいだろう。諸般の事情によりこの連載も打ち切りとなります。長い間(かぶこーで7年、NIFTY時代からならもっと)お付き合い頂きましてありがとうございました<(_ _)>。またいつか、どこかで。


03/3/11(火) 6連敗
日経平均 7862 -179 6158億円
店頭平均 952 -11 105億円

週明けNY株は大幅安、言い旧された地政学的リスク・その裏番組である「決着が長引けば長引く程、世界景気は急減速する」懸念・そして欧米分裂からの経済波及懸念、更には米住宅金融の脆弱さ指摘まで、NASDAQ1278p(▲26p)NYダウ7568ドル(▲171ドル)CME日経平均先物7945円(大証比▲115円)為替は円高116.39円/ドル迄。日経1面に株安危機が載りもう目新しくない株価対策がチラホラ見えるが、塩爺の業者監視は見当違いだし、「大胆且つ細心に」「注視する」は何もしないってことだし、そもそも政府与党が必要一致したとかいう「3月期末対策」というのがあるのが本来オカシイ(如何にいつも何もしてないかに尽きる)訳で。東京市場、今日も無策を見越し処分売り先行、寄り付き近辺で踏ん張ったことで「公的の買い支え」への期待から前引にかけて買い戻されプラス浮上迄あったのだが・・・後場は再び売り直しから、結局あららの安値引け。東証1部値上がり値下がり419対966。引け後「フセインが米国に助命嘆願by読売」なんてのから為替は117円台へ戻したが、これどうなの?最強の機関投資家日生の含みゼロラインが7800円だったか、7500円だとBIS8%がヤバくなるとか、そういうのを頼りに下値模索。


03/3/10(月) 8K割れ
日経平均 8042 -101 5561億円
店頭平均 963 -12 108億円

先週末のNY株は安いところあって切り返し反発、NASDAQは▲22pあって1305p(△2p)、NYダウは▲111ドルあって7740ドル(△66ドル)、CME日経平均先物8135円(大証比△25円)、為替は円高116.34円迄。バブル崩壊後安値に「株式市場の歪みは直すby竹中」「日銀が土地でもETFでもby奥田」なんて発言も出始めたが、「大手銀含み損5.8兆円(生保はその半分くらいか)」、含み損心配からIPO不人気ではかなわないと太陽生命が「三井住友・三菱東京株売却」示唆。東京市場、NY高でも先週末の壊れのムード変わらず売り嵩み軟調、昼休みには「緊急株価対策発動へby読売」にも「せいぜい日銀の買取枠拡大かETF程度でしょ」と反応薄、それより「北朝鮮、地対艦ミサイル発射」で8000円割れ、安値は7975円(▲169円)迄あって下げ渋りへ。東証1部値上がり値下がり243対1201。米国を除く世界の大概の株価が底割れしている現況「イラク開戦警戒」な訳だが、日本は更に北朝鮮リスクと銀行株安生保連鎖まであって、3月期末を前に政策催促色が強まるが決め手が・・・。木村剛氏の近著『竹中プランの全て』は広告を見ると「イカサマ増資」とかネガティブっぽくて心配したが、中身は「金融再生プログラム通りやれば銀行再生は可能、しっかり監視せよ」ってことなのだが。市場を掃き溜めにし、日銀をゴミ箱にし、その上更に増資で資金を吸い上げる銀行がそれでも浮かばなければ・・・誰も浮かばれへんがな・・・せめて自力増資その先の銀行業再生への道筋を見せないと。相場はビッグプレーヤー銀行・生保の軋みがそのまんま。


03/3/7(金) 底割れ
日経平均 8144 -225 5468億円
店頭平均 975 -8 97億円

7日査察追加報告控えイラク戦秒読みムード、NY株は大幅安、NASDAQ1302p(▲11p)NYダウ7673ドル(▲101ドル)CME日経平均先物8315円(大証比▲25円)、おまけに引け後インテル中間報告は売上見通し若干下方修正でGLOBEXのNAS100先物▲4.5p。更に日経1面トップ「日興ソロモン、ETF組成で不正取引」、しかも10時ブッシュ緊急会見待ち。東京市場は不安げに始まり軟調、前場の内にTOPIXが底割れ(12/19ザラバ安値807.35p割れ)、後場にはヘッジ売り嵩み日経平均底割れ(10/10ザラバ安値8197円割れ)で安値引け、先物は8100円迄。PKO期待も空しく売りが売りを呼ぶ展開でバブル後安値に踏み外す。戦争リスクの前(その後ろには世界景気の急減速懸念も)に不安心理が一気に高まり需給失調お手上げ状態。東証1部値上がり値下がり101対1378。

何だか無いはずだった3月危機を株価的に引き寄せてしまった感じ。自力増資で少しはマシになった筈の銀行を評価するどころが需給悪の主役にしてしまうマインドのどうしようもない低下(まあ、銀行再生なんてまだまだ「日暮れて道通し」と言われれば誰も否定し難い)、この株安では銀行・生保もキツいが事法・年金もキツい、銀行保有株を8300億円買い取った日銀の含み損もいかばかりなのか。2年前の今頃(森政権末期)にも
「来るべくして来た3月危機。銀行不安にも「大丈夫」連呼、株価対策でも「金庫株」と無策で3末逃げ切りを図った当局を嘲笑うかのような株安。このボケにツッコミ入れたのがヘッジファンド、更にリンク債の呪縛(誰かがノックインさせに行くのではという共同幻想が本人を走らせる)、叩き合うNASDAQ」
云々書いたが、弟子も同じ轍を踏んでるような気が(^_^;)。イラク戦や北朝鮮リスクの前に悲観の極がいつ来るか。来週はメジャーSQも。しかし、ピンチにならないと政策が動かない日和見主義はもうすこし予防的にならないか、銀行保有株制限や減損会計の先送りなんて解決にならない。


03/3/6(木) 様子見自衛策
日経平均 8369 -103 5455億円
店頭平均 984 -3 100億円

NY株は小反発、NASDAQ1314p(△6p)NYダウ7775ドル(△70ドル)CME日経平均先物8435円(大証比▲45円)為替は116.96円/ドル。東京市場は昨日の戻りに半信半疑ながらもNY反発で小確り始まり、2/24以来の8500円台回復まであったがそこまで。「米、北朝鮮の日本標的ノドン試射警戒」でシュン、その後も相次ぐイラク攻撃接近関連ニュースにどうにも抗えず、ジリ安歩調に。総見送りの中避難売りに押されて後場一段安、安値引け。「コロンビアでもテロ」「米司令官、攻撃準備完了」「パウエル、イラクの新隠蔽工作公表」「FBI、テロ警戒呼び掛け」「来週ブッシュが攻撃決断後、その開始まで猶予72時間」・・・次々と畳みかけられては身構えるしかない。東証1部値上がり値下がり648対724。ソニー・ホンダ・武田などブルーチップがヘロヘロ、三井住友FGの上値も重く、依然中低位優位。防衛関連銘柄や仕手系が元気。迫るイラク戦、北朝鮮リスク、銀行増資2兆円吸収で需給悪に追い討ち、しかもここ銀行株安で株損下方修正続々苦渋のリストラ益を吹き飛ばす、生保の決算だって心配・・・。厳しい状況だが、国会も政府も全く危機感ナシ、あるのは「何とか期越え、統一地方選後へ先送り」。これでは様子見自衛策も止んぬるかなだわ。


03/3/5(水) 身構えモードか
日経平均 8472 -7 5500億円
店頭平均 987 +0 93億円

NY株は大幅続落、「やっぱり開戦?(3/15から1週間以内)」身構えモードなのか、NASDAQ1307p(▲12p)NYダウ7704ドル(▲132ドル)CME日経平均先物8415円(大証比▲55円)。「対北朝鮮、軍事力行使もbyブッシュ」、NY大幅安、117円接近の円高を嫌気して売り先行、日本に「北朝鮮リスク」で外人もここ売り基調、朝安8370円(▲110円)迄あってジリ戻しへ。公的の買い押上げがあったとも、或は銀行株高に支えられ(上げのブレーキ役が下げのブレーキ役になった「不幸中の幸い」(^_^;))、不思議に前日比変わらず迄。大引に掛けてはみずほH最終売買日で売られると予想されていたが買い戻しに強張った(他の銀行株は売られたが)ことでヤレヤレ、インデックス売買の応酬で瞬間前日比プラス迄あった。大方は安かったが何となくのインデックス防衛意識はあった感じ。東証1部値上がり値下がり417対965。クラリオンをはじめ好取組中低位株や仕手株のみ健闘。メガバンク4行の売買シェア13%。


03/3/4(火) バンク反発
日経平均 8480 -10 5723億円
店頭平均 987 +0 103億円

NY株は反落、2月ISM製造業景気指数が悪く「地政学リスクから米景気先行き懸念へ」、NASDAQ1320p(▲17p)NYダウ7837ドル(▲53ドル)CME日経平均先物8475円(大証比▲45円)円反発117.33円/ドル。昨日の余勢を駆りたかった東京市場もシュン、円高を嫌気しハイテクなど売り先行。も、どうにか銀行株が反発したことで日経平均は小甘くも8400円台でそれなりに底固く推移、TOPIXが下支え。東証1部値上がり値下がり938対475。「みずほ、1兆円増資達成へ」報道もありメガバンク4行は揃って反発、公募価格の決まった三菱東京は東証1部売買代金の1割を占め、4行では18%シェア(直近高値から13日目、下落率は三井住友▲33%みずほ▲28%三菱東京▲27%UFJ▲19%也・・・全く酷いもんや、この総無責任フリーフォール状態・・・塩爺「銀行の増資は蛸が足食うてるようなもん」今更何ゆーてんねん)。このまま小康状態へ持ち込めるか、明日はみずほH最終売買日。イラクは例の通りだし、北朝鮮は今度は戦闘機で訓練中の米機を挑発、そうこうしてる内にも世界景気は下向き加減・・・。フィリピンでテロ?


03/3/3(月) 春一番
日経平均 8490 +127 5616億円
店頭平均 987 -3 96億円

先週末NY株は続伸、NASDAQ1337p(△13p)NYダウ7891ドル(△6ドル)CME日経平均先物8415円(大証比△55円)、為替も円安118.27円/ドルと。今週6日に業績報告のあるインテルに格上げが相次いでいることもフォロー、GLOBEXのNAS100先物は△5p。東京市場も買い先行で始まったが「相変わらず」の銀行株安で重苦しいムード、目先の資金は兼松日産・石井鉄・丸善・日カーボンといった仕手系株やソフトバンク(あおぞら銀売却+ヤフー売出しで資金繰り不安説払拭)など材料株に集中。先物は不思議と8400円を買い支える動きから「すわっ、3月PLOスタートか?」で14時過ぎからカチ上がり、裁定買い流入で高値引け、引け後先物は8530円迄。GLOBEX高やアジア株高もフォロー、アルパイン・電硝・コマツ電・日セラミ・村田製といった好業績報道モノやLED増産の豊田合成など好反応で満更でも。銀行株は独り負けで放置され、三菱東京・三井住友共新安値、メガバンク4行売買代金シェアは14%。引け後三菱東京の公募価格47.5万円で決定、みずほH上場廃止接近でソロソロか。東証1部値上がり値下がり1075対353。まあ、テクニカルリバウンドの範疇だろうが、「3月の月中平均作り」当局の株価意識もチラつく時期だけに逆らうのも難しい(銀行株価がこんなだと生保も大変)。ちなみに10月以降は8200-9300円のレンジ相場だが下期単純平均は8663円、ここから幾ら上乗せ出来るかで優しさが決まるなんて邪推もあるのか。帰宅は雨に強風でびしょ濡れ、春一番とやら。


03/2/28(金) 新芽時
日経平均 8363 +3 5327億円
店頭平均 990 +2 89億円

NY株は反発、テロ警戒水準オレンジ→イエローに引き下げとイラクミサイル廃棄原則合意で戦争懸念若干後退、NASDAQ1323p(△20p)NYダウ7884ドル(△78ドル)CME日経平均先物は8395円(大証比△5円)、原油も40ドル接近で反落、為替も116.80円/ドル迄あって反落117.79円(覆面介入も)。NY高円反落を受けて東京市場も小高く始まったが、8448円(△89円)迄、銀行株反落で買い続かず失速、前日終値を挟んだもみ合いに。200億円規模のヘッジファンド破綻の噂(ペンタインベスト日本撤退か)や「1月テポドン実験知らず」「金融族vs竹中、銀行救済で対立再燃」とか雑音も一杯で。東証1部値上がり値下がり714対632。鉄鋼・石油・海運など低位大型確り、往年の仕手株兼松日産S高、セガもまたMSFT&EA接近説でS高、あとはTOPIX算入1部昇格銘柄と小型株ファンドの小売株ドレッシングくらい。この日のメガバンク4行の売買代金シェア13%。相場はレンジ下限近辺で「なかなかスッキリ出直れまへんなあ・・・」ってとこ。銀行株安にとッつかまってもう2週間、来週4-5日日銀会合、5日まで三菱東京FG値決め、6日みずほH上場廃止(12日みずほFGで再上場)、「時期も時期、水準も水準」だけにそろそろ脱却出来ないか、3月相場入り新芽時。

m(__)m/さて、諸般の事情によりまして謂れの無い疑いや誤解を回避する為に当連載も続けられなくなる可能性が出て参りました。イキナリ断筆かどうかまだ分かりませんが、その折にはどうかご容赦下さりませ(T-T)(T-T)。

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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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